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推薦作品:岸辺露伴は『野獣先輩』を語らない 原作:原作:ジョジョの奇妙な冒険
簡潔に一言で表すと、『岸辺露伴が淫夢にハマる』話。しかし、過程がまるで自分を見てるかの様なリアリティを感じる。▼読む際の注意事項など日本のみならず海外にまで浸透し始めたネットミーム『淫夢』。誰... (全文表示)
簡潔に一言で表すと、『岸辺露伴が淫夢にハマる』話。しかし、過程がまるで自分を見てるかの様なリアリティを感じる。▼読む際の注意事項など日本のみならず海外にまで浸透し始めたネットミーム『淫夢』。誰もが『野獣先輩』とその仲間達を嘲り、見せ物にしているその事実は歴然たる『人権侵害』である。今となっては、もう野獣先輩はどこにいるのかわからないし、何を考えているのかもわからない。ただ決して、良い思いを抱いているとは思えない。だからこそ、この作品における野獣先輩の祈りはとてもやさしく、まさに『黄金の精神』と呼べる気がする。だからこそ、全淫夢厨が読むべきであり、『悔い改める』べきなのだろう。
推薦:吉田松陰 評価:★ (参考になった:18/ならなかった:1)
推薦作品:【完結】人形たちの霊魂戦争 原作:オリジナル:ファンタジー/戦記
この作品を他人に薦める時何と説明するか。その判断がいかに難しいか、読んだ人にはわかると思います。硬派なファンタジーでもあり、ロボット(と、敢えて書かせていただきます)大戦ものでもあり、深堀した戦争も... (全文表示)
この作品を他人に薦める時何と説明するか。その判断がいかに難しいか、読んだ人にはわかると思います。硬派なファンタジーでもあり、ロボット(と、敢えて書かせていただきます)大戦ものでもあり、深堀した戦争ものでもあり、ヒューマンドラマでもあり、哲学小説でもあり、恋愛を凌駕する究極の恋愛小説でもあり、ギリシャ神話でもある。おまけに萌え要素などもなきにしもあらず。しかし「説明できない」という悩みこそがこの小説のおすすめポイントなのだと、私は気づきました。どの部分が響いたかによって選り分けるジャンルがかわる小説。ストーリーの邪魔することなく、しかしひけらかさない文章力を以て描かれる世界は説得力に溢れ、どこにでも素直に入り込めるので、言い方は悪いですが読者をある意味孤独にします。だからこそ、読者の知識や経験や人間性によって読み取るものが違う。読書家なら読んでみて損はありません。良い意味で読者に委ねられる部分も多いので、読み手として目に自信のあるかたにこそ読んで語っていただきたいと思いました。たくさんの人の感想を読みたくなる小説です。私はバトルものとしてもかなり好きですが、一つ選ぶなら哲学的な部分を推します。ウーティスという人間の過去を知った上で繰り広げられる霊魂という概念と、その在り方について。そして何度も思議された先の答えと、もっと先にある未来について。ネタバレしそうなので詳しくは言えませんが、個人的にはカラマーゾフの兄弟と同じ棚におきたいなと思いました。ちょっと伏せすぎて何言ってるのかわかんないと思いますが、とにかくイチオシです。
推薦:みずたま有華 評価:☆ (参考になった:3/ならなかった:0)
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