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推薦作品:映画の悪魔 原作:原作:チェンソーマン
ストーリーを軽く説明すると、過酷な生活を送っていた幼少のデンジ。いつものように悪魔を殺しているデンジの前に、唐突にドアが現れる。デンジがドアノブを捻ると、その向こうには映画館があった。そしてデン... (全文表示)
ストーリーを軽く説明すると、過酷な生活を送っていた幼少のデンジ。いつものように悪魔を殺しているデンジの前に、唐突にドアが現れる。デンジがドアノブを捻ると、その向こうには映画館があった。そしてデンジは自らのファンを名乗る大人の女性に映画という不思議な世界を案内される。そういうお話である。私はこれを読み終えた時、Keyの「planetarian」を思い浮かべた。荒廃した世界、ひょんなことから迷い込んだ屑屋に星の魅力を伝えるゆめみ。あの作品からプラネタリウムに興味を持った人も多いだろう。「プラネタリウムはいかがでしょう。」というフレーズに心惹かれる人ならば、この作品の素晴らしさをわかってもらえると信じている。ともかく、この作品は読者と作者の関係性をデンジと悪魔というチェンソーマンのキャラクターに置き換え、映画の悪魔を通して映画愛溢れる語り口で映画の魅力をデンジ、そして読者に語ってくれる。この物語を読めば、同じ感動を共有するひととき、映画館の非日常感、そうした映画の魅力が二人のやり取りから伝わってくるだろう。今夜、少し映画を見たくなる。読み終わった後にそう思わせる作品だ。
推薦:Iaなんとか 評価:☆ (参考になった:0/ならなかった:0)
推薦作品:recadero de domingo(日曜日よりの使者) 原作:原作:機動戦士Zガンダム
モビルスーツ開発の物語というとMSIGLOOを思い浮かべるが、この作品はそれに近いところがある。ただ大きく違うのは、二人の主人公の立ち位置だ。モビルスーツを開発する者は戦争と向き合っておらず、戦... (全文表示)
モビルスーツ開発の物語というとMSIGLOOを思い浮かべるが、この作品はそれに近いところがある。ただ大きく違うのは、二人の主人公の立ち位置だ。モビルスーツを開発する者は戦争と向き合っておらず、戦争を商機としか考えていなかった。対して、モビルスーツのテストパイロットは戦場の中で生きており、二人は対立する。だが、モビルスーツ開発を通じて、戦争と向き合うことで次第に信頼関係が芽生えていく。が、そう簡単に物語は進まない。二人を待ち構えていたのは残酷な現実であった。Zガンダムをご存じの方はマラサイについては知っておられると思うが、それが初めはエゥーゴに供給されるという話はメジャーとは言えない。どうしてマラサイはティターンズの元に渡ってしまったのか。モビルスーツ開発秘話であるこの作品は、そこにスポットを当てながら、人が分かり合っていく様を丁寧に描いた物語だ。▼読む際の注意事項などヒューマンドラマがメインの話なので、戦闘描写はガンダムの二次創作では少なめである。
推薦:アラタナナナシ 評価:☆ (参考になった:4/ならなかった:0)
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