推薦作品:1940年ローマオリンピック 原作:オリジナル:歴史/戦記
作者によれば、僅かな違いをどれだけ大きなムーブメントにできるか、という挑戦であるとのこと。少々地味な文体ではあるが、あるいはあの谷甲州の長寿シリーズ『覇者の戦塵』のような。史実に即して現実的に描写... (全文表示)
作者によれば、僅かな違いをどれだけ大きなムーブメントにできるか、という挑戦であるとのこと。少々地味な文体ではあるが、あるいはあの谷甲州の長寿シリーズ『覇者の戦塵』のような。史実に即して現実的に描写し、しかも転生者等ファンタジー要素は一切無し。リアリスト気味の自分からするとかなり嬉しい。まだたった4話ではあるが、大いに今後が期待できるものだと思う。▼読む際の注意事項など「内政なんかどうでもええ!俺はただ戦争して勝利する爽快感溢れる話が読みたいんだ!」という方には向かないかもしれません。
推薦:C6N2 評価:★ (参考になった:10/ならなかった:1)
推薦作品:リボン・オブ・ザ・デプス 原作:原作:DARK SOULS
「ダークソウル」の世界観を基にしながらも、完全オリジナル作品。地名・武器・魔法・NPC、ほぼ全てが作品独自の物となっています。オリジナルでありながらも原作の空気は色濃く、まるで喋らない主人公、「お約... (全文表示)
「ダークソウル」の世界観を基にしながらも、完全オリジナル作品。地名・武器・魔法・NPC、ほぼ全てが作品独自の物となっています。オリジナルでありながらも原作の空気は色濃く、まるで喋らない主人公、「お約束」のNPC達、エリアによってガラリと変わる雰囲気など、まるで新作をプレイしているかのような感覚を覚えます。描写は新エリアに到達→ザコ戦をこなしながら攻略→ボス戦、と原作の流れに忠実。エリアの構造も、図面でも引いたのかと思ってしまう程に緻密な作り。また、おそらくは作者さんのこだわりであろう、ショートカットを開通する描写が毎回あることにニヤリとしました。ザコ敵の名前は分からないのにボス敵の名前だけはすぐに分かるのも、「らしい」なと感じます。そしてアンゼリーク様は絶対に人気ボス。【俺はやった!】【刺突が有効だ】【芳しく香る粘液】▼読む際の注意事項などまずは未完であることが非常に残念な点。おそらくは終盤まで書かれているので、なおさら惜しい。また、ブラッドボーン要素もちらほら見かけられます。クロスというよりはオマージュのような扱いですが、未完であるため真相は不明のまま。あと個人的にはヒロイン枠、いわゆる「かぼたん」がいてほしかった…。
推薦:甲乙 評価:☆ (参考になった:2/ならなかった:0)
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