推薦作品:とある探偵たちのクトゥルフ神話事件簿 原作:オリジナル:現代/日常
・舞台は現代、日常の裏で非日常的事件が日常的に起きる日本。探偵兼ね魔術師の凡人探偵と彼の師であるバケモノ探偵さん、そして魔術の使えぬ銃の達人や蛇神の巫女等々のキャラ達がそれぞれの道を進みながら時に人... (全文表示)
・舞台は現代、日常の裏で非日常的事件が日常的に起きる日本。探偵兼ね魔術師の凡人探偵と彼の師であるバケモノ探偵さん、そして魔術の使えぬ銃の達人や蛇神の巫女等々のキャラ達がそれぞれの道を進みながら時に人を助け時に縁を結び、そして時に共同戦線を張ったりしながら、複雑に絡み合った因縁に挑む物語です。分類に詳しくないけど多分、伝奇物に近しい雰囲気なのかな?後は異能バトル物的な雰囲気もある気がする。簡素なあらすじとは反比例するように、中身は重厚感があるバトル物なので興味持ってくださった方は、是非いかがでしょうか。▼読む際の注意事項など・あらすじを読むと一見、非戦闘員な凡人探偵とバケモノ探偵のバディものにも見えますが、バケモノ探偵さんは戦闘力が本当にバケモノ級なので凡人探偵さんと合流するまで時間が数エピソードかかりますし、一度合流してもまた引き離されます。まあ大分強すぎるのでしかたないですね。何ならそれぞれに、もっとしっくり来るバディ/仲間枠が別で居ます。後、凡人探偵さんは非戦闘員じゃないです。一般人よりよっぽど強い戦闘力を持ってます。・この物語は群像劇です。そのためメイン主人公の二人以外の視点でエピソードが進行することがそこそこあります。1エピソード毎の最後に、その物語で登場したキャラの紹介はありますが、名前をある程度把握しきるまでは少々読むのが大変かもしれません。・グロ注意です。正確にいえばグロい描写はそこまで強いのはなかった筈ですが、割りかし簡単に人が死ぬ世界観です。まあクトゥルフ神話故しょうがないね。後魔術師は全員何処かしらおかしいです、特に敵ボス魔術師は割と正気を喪ってます。神話生物の登場は彼ら魔術師による召喚によるものが多いため、人々への被害は神話生物や神格よりこちらが出してる印象が強い作品です。・作者様もあらすじに書いていますが、この作品はクトゥルフ神話TRPGの二次創作ではありません。そのためSANチェック等々のTRPGネタはあまり無く、また主人公達はTRPGの探索者達とは違い、神格級は流石に厳しいですが、そこそこの神話生物なら正面からやりあえる戦闘能力を所持しています。少しあるTRPG要素としては一部エピソードにTRPG用シナリオが使われてる位と、薄っすらTRPGネタともとれる台詞があるくらいです。
推薦:林檎飴玉 評価:☆ (参考になった:2/ならなかった:1)
推薦作品:【完結】それでも死にたくないな、と貴方は笑って言ったのだ。 原作:オリジナル:現代/冒険・バトル
都市伝説をモチーフとした怪異が跳梁跋扈する世界で、真面目だけどちょっぴり不器用な主人公が好きな子を守るために孤軍奮闘するお話です。オカルト要素、恋愛要素ともに濃密で満足感が高く、特にゼロ年代ラノベが好... (全文表示)
都市伝説をモチーフとした怪異が跳梁跋扈する世界で、真面目だけどちょっぴり不器用な主人公が好きな子を守るために孤軍奮闘するお話です。オカルト要素、恋愛要素ともに濃密で満足感が高く、特にゼロ年代ラノベが好きな方にはドンピシャで刺さると思います。私自身、ここ数年読んだ作品の中でもトップクラスにハマりました。分量的にもちょうど文庫本一冊程度で読みやすいです。▼読む際の注意事項など登場する怪異の説明は作中でもなされるので都市伝説を知らないという方も安心して読めると思います。ただし多少の鬱展開アリ。また主人公は人格者なので復讐を企図したりもしません。総じてざまぁ系やギャグ系小説をご所望の方には合わない可能性があると言えるでしょう。
推薦:浪 麗雷 評価:★ (参考になった:7/ならなかった:1)
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