推薦作品:【完結】血錆の騎士とはじめて愛された竜 原作:オリジナル:ファンタジー/冒険・バトル
これはとても陰惨な物語です。 復讐にとりつかれた狂気の騎士イド。不死ゆえに死を望む竜の娘クシー。そんな歪な二人の出会いから始まるダークファンタジーで、とても陰惨な、でも美しい物語です。 二人の... (全文表示)
これはとても陰惨な物語です。 復讐にとりつかれた狂気の騎士イド。不死ゆえに死を望む竜の娘クシー。そんな歪な二人の出会いから始まるダークファンタジーで、とても陰惨な、でも美しい物語です。 二人の旅路は淡々と進み、淡々と人が死に、淡々と街が滅んでいきます。彼ら二人が、そうします。 静かな中にも狂気が滲み出るイドと、徐々に「人らしく」なってしまうクシー。その関係は利害の一致のようで、戦友か主従のようで、あるいは父娘や兄妹、恋人か何かのようで。 確かなのは、お互いにもう離れようもない程に依存しているということ。恋は盲目。愛は呪い。陰惨な破壊と殺戮の中で、二人の歪な絆だけがドロドロと輝いて見えます。 物語は一章が終えたところ。イドの過去に何があったのか、彼の復讐とは。まだ謎だらけですが、破滅だけは約束されたような二人の旅路。それがどのような結末に至るのか、今後も目が離せません。
推薦:甲乙 評価:☆ (参考になった:2/ならなかった:0)
推薦作品:小説の書き方 原作:オリジナル:現代/ミステリー
小説の書き方、と銘打っているが、中身は全く、、少し違う。小説の書き方、というのだから例文が必要だ。その「例文」に着目し、世界を作り上げていったのがこの作品である。例文から感じる奇妙な違和感がだんだ... (全文表示)
小説の書き方、と銘打っているが、中身は全く、、少し違う。小説の書き方、というのだから例文が必要だ。その「例文」に着目し、世界を作り上げていったのがこの作品である。例文から感じる奇妙な違和感がだんだんと輪郭をつけていくような感覚を味わう、ストーリー性のある例文となっている。その中の随所に伏線が散りばめられているため、わたしは何度も読んでしまった。内容だけでなく、文章も素晴らしい。言葉遊びのような表現など、読んだときに好感の持てる表現が実にうまく使われている。初めての推薦で伝わりにくいと思うが、読めば私の言わんとすることがわかるはずだ。▼読む際の注意事項などこの物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません
推薦:期待値 評価:★ (参考になった:47/ならなかった:3)
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