推薦作品:さまよえるフリッツ 原作:オリジナル:ファンタジー/冒険・バトル
父を亡くした母、息子がいわゆる小作農として登場します。序盤は、息子のフリッツが母と苦しいながらも懸命に生きるその姿が文章から想像できます。そして、悲劇を体験した少年の悲嘆と苦痛の中でも、幼い少年の成... (全文表示)
父を亡くした母、息子がいわゆる小作農として登場します。序盤は、息子のフリッツが母と苦しいながらも懸命に生きるその姿が文章から想像できます。そして、悲劇を体験した少年の悲嘆と苦痛の中でも、幼い少年の成長が見えてきました。▼読む際の注意事項など 作品の雰囲気はお世辞にも明るいとは言えません。しかし、読めばその暗さと独特な雰囲気が堪らなくなること必至です。
推薦:えrhxdykn 評価:☆ (参考になった:3/ならなかった:0)
推薦作品:俺にしか見えない絵、誰にも見えない彼女 原作:オリジナル:現代/恋愛
『生きている』 ある冬の季節、高校の終業式を終えた軒下寛人は街の至るところで青い絵具で書かれたその文字を見つける。しかもどうやら寛人以外にはこの文字は見えないようなのだ。寛人はなぜ自分だけにこの文字... (全文表示)
『生きている』 ある冬の季節、高校の終業式を終えた軒下寛人は街の至るところで青い絵具で書かれたその文字を見つける。しかもどうやら寛人以外にはこの文字は見えないようなのだ。寛人はなぜ自分だけにこの文字が見えるのかを突き止めるため文字を描いた人物を探し出す事にした。 長い探査の末、寛人は遂に青い線が壁に引かれていく現場に出くわすが、そこには誰の姿もなかった。 あるのは文字がひとりでに浮び上がる非現実的な光景。 唖然としつつ文字の浮かぶ壁に触れる寛人。そんな彼の前に『これ、見えてますか?』の文字が浮かび上がった。 誰にも見えない女子高生の少女と、彼女が描いたものをなぜか見ることができる高校生、軒下寛人。二人が過したオカルティックなクリスマスイブ。 そして、雪空の下、一夜にして描きあげられ、沫雪のように無くなってしまった素晴らしいある絵の話。 心に灯りがともるような結末に優しい気持ちになれます。 現実から非日常へ少しだけ踏み外したミステリアスな話やハッピーエンドが御好きという御方に推したい恋愛短編小説です。▼読む際の注意事項など 存じての通りジャンルはあくまで恋愛であり、ラブコメではありません。ご留意ください。
推薦:ルーピア 評価:★ (参考になった:6/ならなかった:0)
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