推薦作品:そこは失敗だらけの虹夏ヒストリーだよ 原作:原作:ぼっち・ざ・ろっく!
ある日、なぜか虹夏は高校一年の登校初日にタイムリープしていた。予知夢だと勘違いした虹夏だが、タイムリープ前に経験したことを利用して夢を叶えようと奮闘する。 日記形式のものが中心で、小説パートが要... (全文表示)
ある日、なぜか虹夏は高校一年の登校初日にタイムリープしていた。予知夢だと勘違いした虹夏だが、タイムリープ前に経験したことを利用して夢を叶えようと奮闘する。 日記形式のものが中心で、小説パートが要所要所で挟まれる形になっています。 日記パートの語り手は虹夏ちゃんのみですが、小説パートは虹夏ちゃん視点のみでなく、他の登場人物の視点から見た虹夏ちゃんの描写もあります。 登場人物たちの情景が目に浮かび上がってきて、どんどん次を読みたくなる文章の表現が魅力的です。また、感情の表現も素晴らしく、物語に引き込まれます。 この推薦が目に留まった方は、是非1話を読んでみてください。きっと次の話が読みたくなっていることでしょう。▼読む際の注意事項など コミックス5巻の内容が一部含まれるため注意。
推薦:グルテノイド 評価:★ (参考になった:7/ならなかった:0)
推薦作品:【完結】人形たちの霊魂戦争 原作:オリジナル:ファンタジー/戦記
この作品を他人に薦める時何と説明するか。その判断がいかに難しいか、読んだ人にはわかると思います。硬派なファンタジーでもあり、ロボット(と、敢えて書かせていただきます)大戦ものでもあり、深堀した戦争も... (全文表示)
この作品を他人に薦める時何と説明するか。その判断がいかに難しいか、読んだ人にはわかると思います。硬派なファンタジーでもあり、ロボット(と、敢えて書かせていただきます)大戦ものでもあり、深堀した戦争ものでもあり、ヒューマンドラマでもあり、哲学小説でもあり、恋愛を凌駕する究極の恋愛小説でもあり、ギリシャ神話でもある。おまけに萌え要素などもなきにしもあらず。しかし「説明できない」という悩みこそがこの小説のおすすめポイントなのだと、私は気づきました。どの部分が響いたかによって選り分けるジャンルがかわる小説。ストーリーの邪魔することなく、しかしひけらかさない文章力を以て描かれる世界は説得力に溢れ、どこにでも素直に入り込めるので、言い方は悪いですが読者をある意味孤独にします。だからこそ、読者の知識や経験や人間性によって読み取るものが違う。読書家なら読んでみて損はありません。良い意味で読者に委ねられる部分も多いので、読み手として目に自信のあるかたにこそ読んで語っていただきたいと思いました。たくさんの人の感想を読みたくなる小説です。私はバトルものとしてもかなり好きですが、一つ選ぶなら哲学的な部分を推します。ウーティスという人間の過去を知った上で繰り広げられる霊魂という概念と、その在り方について。そして何度も思議された先の答えと、もっと先にある未来について。ネタバレしそうなので詳しくは言えませんが、個人的にはカラマーゾフの兄弟と同じ棚におきたいなと思いました。ちょっと伏せすぎて何言ってるのかわかんないと思いますが、とにかくイチオシです。
推薦:みずたま有華 評価:☆ (参考になった:3/ならなかった:0)
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