推薦作品:ラインの娘 原作:オリジナル:ファンタジー/戦記
「ラインの娘」は、流行りに流されない上質なファンタジー短編集です。今時このような正統派ファンタジー作家というのは珍しいのではないでしょうか。どの話も歴史小説を思わせるような重みがあり、読み終えた時... (全文表示)
「ラインの娘」は、流行りに流されない上質なファンタジー短編集です。今時このような正統派ファンタジー作家というのは珍しいのではないでしょうか。どの話も歴史小説を思わせるような重みがあり、読み終えた時考えさせられるようなカタルシスが必ず描かれています。また、全作品ともに『物語のその先』や『描かれなかった部分』というものをもっと知りたくなります。それから、作家としての作者様の成長が面白いほど読み取れるので、売れる前から応援したいタイプのマニアックかつ目利きの読み専にはたまらないとおもいます。大変おすすめです。
推薦:みずたま有華 評価:★ (参考になった:13/ならなかった:2)
推薦作品:魔法少女まどか☆マギカ 《円環の理》――この世界に幸あれ 原作:原作:魔法少女まどか☆マギカ
ワルプルギスの夜と相討ちになり死亡する鹿目まどかを救うため、同じ時間を繰り返す暁美ほむら。そんなほむらに警告と妨害を繰り返す、七篠タレカと呼ばれる凄まじい力を持つ謎の魔法少女。正体も目的も不明な彼... (全文表示)
ワルプルギスの夜と相討ちになり死亡する鹿目まどかを救うため、同じ時間を繰り返す暁美ほむら。そんなほむらに警告と妨害を繰り返す、七篠タレカと呼ばれる凄まじい力を持つ謎の魔法少女。正体も目的も不明な彼女は今日も呟く、「この世界に幸あれ」と。原作を知ってるからこそ機能する作中のギミックがとても気持ち良い作品。原作をこう広げるのかと、個人的にとても驚きました。▼読む際の注意事項などしょっぱなに置かれる登場人物紹介に凄まじい地雷臭を感じて飛ばしそうになりますが、ちゃんと最初に人物紹介を読んでから、本編を見ることをオススメします。又、本編を書かれたのが、アニメ本編完結まもなくの頃なため、劇場版やソシャゲなどの設定と齟齬があります。
推薦:hold 評価:★ (参考になった:6/ならなかった:0)
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