推薦作品:星握説 原作:オリジナル:現代/ノンジャンル
少年はアンドロイドの少女に言った「嫌な顔しながらパンツ見せて」この日、アンドロイドの少女は名前を、禁断の果実を得たこれは神様になりたかった人間の少年と、人間になっていく少女のお話。... (全文表示)
少年はアンドロイドの少女に言った「嫌な顔しながらパンツ見せて」この日、アンドロイドの少女は名前を、禁断の果実を得たこれは神様になりたかった人間の少年と、人間になっていく少女のお話。▼十年前に人間のために作られた、人間によく似た姿の善の存在、アンドロイド。彼らは衰退しつつある人間のために奉仕し、人間社会に拡散した。しかし、人間によく似たナニカに取って代わられることを恐れ、人間は愚かにも彼らを嫌悪した。一方で一部に、俗にいう超能力を持つ人間が現れ始めていた。▼ポイント・壮大な設定で描かれる、王道のボーイミーツガール。それほど長くもないので、是非読んでみてほしい・詩的表現、哲学的な描写がありますので、好きな人にオススメ(特に手塚治虫作品が好きな人にはオススメ)
推薦:どらいばー 評価:★ (参考になった:42/ならなかった:4)
推薦作品:斯く想う故我在り 原作:オリジナル:現代/冒険・バトル
主人公はヒロインの生き方に憧れ、ヒロインは主人公の生き方に憧れる。それだけ聞くと普通のラブストーリーにでも発展しそうではあるのだが、そうは問屋が卸さないのが柳之助クォリティである。「こんな自分の生... (全文表示)
主人公はヒロインの生き方に憧れ、ヒロインは主人公の生き方に憧れる。それだけ聞くと普通のラブストーリーにでも発展しそうではあるのだが、そうは問屋が卸さないのが柳之助クォリティである。「こんな自分の生き方に、憧れの彼(彼女)が憧れているなんて許せない」そんな理由で主人公とヒロインが本気で殺し合う、それが殺し愛、即ち柳之助クオリティ。基本的に柳之助さんの作品全部に言えることだが、台詞回しが絶妙で、かっこいい。最高のタイミングで、最高にカッコいいことを言ってくれる主人公、ヒロイン、その他で、その度に読者の心は揺さぶられっぱなしである。また日常と非日常の書き分けが綺麗で、上手く切り替えているし、自然に導入されていて、先ほどまでの日常的シーンと、急に起こる非日常のシーンのつなぎに違和感を覚えない。そして何より、設定とキャラが上手くかみ合っていて、キャラクターの魅力を最大限に生かしていると思う。この設定だからこそ、このキャラはこう動く、と言うのが非常にわかりやすい。メインキャラクターだけでなく、敵側の心情描写まであるので、ぽっとでのやられキャラと言うのは居らず、敵味方区別なく感情移入することができる。そしてだからこそ、お互いの想いをぶつけ合う戦闘は最高に盛り上がるのだと思う。
推薦:水代 評価:★ (参考になった:15/ならなかった:4)
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