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推薦作品:Das Duell zwischen Admiral und Ich 原作:原作:艦隊これくしょん
▼ストーリーについてビスマルクが秘書に指名され、提督の趣味である料理に付き合わされる。弱々しく抵抗するも、執務室の中で作られている料理のいい香りと匂いを強引に感じさせられる。鋼の精神力を持ってし... (全文表示)
▼ストーリーについてビスマルクが秘書に指名され、提督の趣味である料理に付き合わされる。弱々しく抵抗するも、執務室の中で作られている料理のいい香りと匂いを強引に感じさせられる。鋼の精神力を持ってしてもそれにはかなわず、ついには慣れてしまった箸で料理を食べてしまう。でも食べている時は楽しくもあり、嬉しくもある。そして最後には後悔。こんな日を繰り返し体重計とにらめっこする日々。これはお腹いっぱいに料理を食べるビスマルクの反応を提督が楽しむ話。▼文章、描写についてビスマルクが料理を食べているときの心情描写が表現豊かで読んでいるのが楽しい。提督とビスマルクの会話テンポもよく、他の艦娘との会話でビスマルクが日本に染まっていく過程がわかるのが良い。▼読む際の注意事項タイトルとサブタイトルがドイツ語で、意味を知るために調べるのがやや面倒。本文はほとんど日本語なので読みやすい。夜に読むとお腹が減ります。
推薦:あーふぁ 評価:★ (参考になった:68/ならなかった:4)
推薦作品:最後の希望 ベテランウマ娘、8年目の地方転戦【完結】 原作:原作:ウマ娘プリティーダービー
7年間のトレセン生活、成人の区切りはとうに過ぎ、どうしてもG1だけは獲れなかった「私」に突き付けられた卒業(おわり)。抗うための武器は2つだけ、同期が全員引退してもまだ走れる足の寿命の長さと、苦闘の... (全文表示)
7年間のトレセン生活、成人の区切りはとうに過ぎ、どうしてもG1だけは獲れなかった「私」に突き付けられた卒業(おわり)。抗うための武器は2つだけ、同期が全員引退してもまだ走れる足の寿命の長さと、苦闘の末に身に着けてしまったダート適正。8年目、地方レース場への移籍。現役と引退のはざまで、なお老兵は立ち続ける――――。 主人公の行く末はもちろん、主人公の後輩たちが描く成長の軌跡にもまた輝きのある名作長編です。舞台設定は原作よりもひどく現実的ですが、主人公(成人済み)をはじめ、登場する大人たちが現実を直視できる性格なので、読んでいて余計な不安を感じさせません。現実というものは、【大人がちゃんと大人として振る舞っている限り】、そう酷いことにはならないものだから。 ▼各話タイトルや各ウマ娘の名前をはじめ、古今東西の映画を元ネタとしている部分が多い作品です。・すべてにおいて元ネタのイメージ通りというわけではなさそうなので、かえってフレーバーに気づかないほうが話に入りやすいかもしれません。・最終章(エピローグ)に元ネタ解説のページはありますが、各ウマ娘の全戦績も出ている完全解説なので、本文完走まで我慢するとフクキタル。
推薦:風祭将太 評価:★ (参考になった:7/ならなかった:0)
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