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推薦作品:怪物と迷宮 原作:原作:ようこそ実力至上主義の教室へ
この作品は嘘喰いという漫画に登場した警察の密葬課という厨二病心くすぐられる組織の一員である箕輪勢一が高校生となり(外見はどうみても中年おっさんだが)『ようこそ実力主義の教室へ』というライトノベルの世... (全文表示)
この作品は嘘喰いという漫画に登場した警察の密葬課という厨二病心くすぐられる組織の一員である箕輪勢一が高校生となり(外見はどうみても中年おっさんだが)『ようこそ実力主義の教室へ』というライトノベルの世界へ転生するクロスオーバー作品である。よう実は高校生達が主役のライトノベルだが、嘘喰いは暴力描写が多くある週刊ヤングジャンプという通常ならあり得ない組み合わせだが、この作品は、登場人物や世界観が綿密に書かれていて、違和感なく読むことが出来る。この作品の長所はなんといっても丁寧で重厚な戦闘描写だろう。飄々とした態度のくたびれたサラリーマンのような冴えないおっさんである箕輪勢一からは考えられないほどの圧倒的な暴力が放たれるのは、非常にそそられるものがある。また、豊富な語彙による箕輪のリアルな暴力描写、龍園、アルベルト、伊吹や須藤との戦闘描写を表現できる著者には感心を通り越して感動すら覚える。この作品は佐倉という女子生徒がストーカーに悩まされるのだが、原作のよう実とは大きく異なる方法で解決するので、「まさかこんな方法で解決するなんて‼︎」と間違いなく原作のよう実を読んだ人は驚くだろう。実際私も発想の斜め上をいく方法で解決され、非常に驚いた。是非読んでみてほしい。そして、箕輪のみが無双するのではなく、龍園と協力して学園を支配するという洗練された構図も非常に素晴らしい。まさにお手本のようなクロスオーバーだ。龍園や箕輪たちが属するCクラスの計略、それに対する綾小路や堀北たちの策略のぶつかり合いから目が離すことができない。原作を知らなくても充分に楽しめる作品だが、知っていればより一層読み応えがある。読了後に貴方は間違いなく箕輪勢一に夢中になっているだろう。▼読む際の注意事項など暴力描写あり
推薦:天真征一 評価:★ (参考になった:10/ならなかった:0)
推薦作品:あの〜犬神じゃが……寝てたらなんか人類滅んどらんか? 原作:オリジナル:SF/冒険・バトル
うっかり寝すぎた神様が、起きたらすでに人類が滅びかけてて誰とも会えずしょんぼりとしてます。 祀られることにより神性を得た元化け犬の神様が主人公で、寂しがり屋でありつつ、神としての威厳も保っている絶... (全文表示)
うっかり寝すぎた神様が、起きたらすでに人類が滅びかけてて誰とも会えずしょんぼりとしてます。 祀られることにより神性を得た元化け犬の神様が主人公で、寂しがり屋でありつつ、神としての威厳も保っている絶妙な塩梅にぐっと引き込まれます。 最初はのじゃロリ神様を見れて喜んでいたんですが、最近の話で、とてもカッコよく剣を振るう神様が見れました。どれだけ属性過多なんですか。滅茶苦茶いいシーンなのでぜひご覧ください。 世界観も終末世界らしさが出ていていいです。なぜ滅びかけているのか、人類はどうなったのか、そして神にも効く病の正体は何なのか、話数が進むに連れて徐々に判明していくのでしょう。 神として、元化け犬として、どう人間と関わっていくのか、とても楽しみです。▼読む際の注意事項など 特にありません。シリアス寄りではありますが、そこまで強く寄っていないと思います。万人向けです。
推薦:愉悦部出身 評価:★ (参考になった:14/ならなかった:0)
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