この作品を読んでいると「そうしたくないけど、いざ自分がその場面に置かれたらきっと同じ選択をするんだろうなぁ」みたいな、共感してしまうところがたくさんあります。ハードSFの題材になるような世界観や設定な...
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この作品を読んでいると「そうしたくないけど、いざ自分がその場面に置かれたらきっと同じ選択をするんだろうなぁ」みたいな、共感してしまうところがたくさんあります。ハードSFの題材になるような世界観や設定なのに、主人公の考えや行動はどこまで行っても人間なんだなぁと感じてしまい、何とも言われない感情になるのです。

K-Knotさんの作品はこれに限るわけではないですが、とんでもない設定をたくさん詰め込んでいるのに、どれも破綻せず見事に調和しているのです。なので「詰め込み過ぎじゃねw」とか思っても読んでみましょう。読み終わった頃には詰め込まれてた印象はほぼなくなってます。本当に凄いです、驚きます。

この作品は作者さんの他の短編に比べるとそこまで長い方じゃないので、とりあえず読んでみて欲しい。

▼文章、ストーリー、見所さんについての紹介など

　この作品はアンチョビ（中学生）とオリ主（大学生）が一緒にピッツァを食べる話です。犯罪臭しますけどＫＥＮＺＥＮです。
　アンチョビ（作中ではチョビ子）...
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▼文章、ストーリー、見所さんについての紹介など

　この作品はアンチョビ（中学生）とオリ主（大学生）が一緒にピッツァを食べる話です。犯罪臭しますけどＫＥＮＺＥＮです。
　アンチョビ（作中ではチョビ子）とオリ主の純一（作中はほぼお兄さん）がちょっと失敗したり、二人で遊んだり、外野に茶々をいれられたりします。チョイ役にも味があったりして話に深みがありますし、二人三脚でちょっとずつ成長する二人は見ていてほっこり。
　しかし、一番の見所はチョビ子のいじらしさです。
　お兄さんと遊ぶためにちょっと勇気出したり、背伸びしたり、たまにヘタれたり。はしゃいで照れて空回りして妬いたり調子に乗っちゃったりするチョビ子を…すころう。


▼読む際の注意事項など

　いじらしテイストのアンチョビとオリ主の恋愛要素があります。
　揺れる乙女心なんざ見たくねぇや( ﾟдﾟ)､ﾍﾟｯって方は注意。