・PDF ・感想ページへ (95件) ・アクセス解析 ・お気に入りの追加
推薦作品:勇者史外典:男たちは自衛官である 原作:原作:結城友奈は勇者である
結城友奈は勇者である(ゆゆゆ)シリーズでは、護国思想や軍艦のプラモ、人名(“東郷”美森や“乃木”園子)、「防人」といった、かつての日本軍に関連するネタがしばしば登場する。 それにより、旧日本軍が... (全文表示)
結城友奈は勇者である(ゆゆゆ)シリーズでは、護国思想や軍艦のプラモ、人名(“東郷”美森や“乃木”園子)、「防人」といった、かつての日本軍に関連するネタがしばしば登場する。 それにより、旧日本軍が担っていた「人々の守護者」としての役割を、勇者達が受け継いでいることが示唆されている。 だがその一方、旧日本軍解体後60年以上に渡り「人々の守護者」であった自衛隊の存在は、ほとんど語られていない。 西暦ではやられ役としてチラッと登場する程度であり、神世紀では存在自体が忘れられている。 では天の神襲来後、彼らはただ負けるだけの存在でしかなかったのだろうか? これは、語られなかった自衛官達の物語である。 武器が効かず、大勢の仲間を殺されながらも生き延び続け、自らにできることに全力を注ぎ、人々を守ろうとした者達の物語。 そして、そんな彼らに出会った者達の物語。 それらを自衛隊出身の作者は、知識と経験を基に精緻な描写で描き出している。 天の神に壊され、滅びかけた世界において、彼らは、確かにそこにいた。 ぜひ本小説を読み、彼らの戦いに思いを巡らせて頂きたい。
推薦:イージスブルー 評価:★ (参考になった:9/ならなかった:0)
推薦作品:アンチョビが画面から出てきた 原作:原作:ガールズ&パンツァー
この作品は先ずアンチョビが現実に来訪したら?というコンセプトへの勝手な期待に対して、100点満点の内容で応えてくれている作品で、アンチョビの解像度が非常に高い。アンチョビそのままの魅力が詰まってい... (全文表示)
この作品は先ずアンチョビが現実に来訪したら?というコンセプトへの勝手な期待に対して、100点満点の内容で応えてくれている作品で、アンチョビの解像度が非常に高い。アンチョビそのままの魅力が詰まっているので全アンチョビファンに布教したい。それに対して主人公の魅力も負けておらず、最初は蛇足では…?と思ってしまっていた社畜描写の中で踏ん張る主人公に人間性が垣間見え、この主人公ならアンチョビを任せられると読者みんなに思わせてくれた。そんな主人公は突如現れたアンチョビを元の世界に帰す方法を見つけ出すことが出来るのか。その方法を探していく過程にも違和感がないので注目です。2次創作キャラの現実来訪ものは結論が出ないままエターとなる作品が大多数を占めているので、しっかり物語を完結させてくれた本作は読了感が非常に良く、作者のガルパンへの愛も伝わる良い作品でした。(同じ紹介を自サイトでも投稿しています)
推薦:夜市よい 評価:☆ (参考になった:4/ならなかった:0)
同原作推薦一覧