・PDF ・感想ページへ (0件) ・アクセス解析 ・お気に入りの追加
推薦作品:奇術師達のアルカディア 原作:オリジナル:ファンタジー/冒険・バトル
イカれたメンバーを紹介するぜ! シルクハットにタキシード!仮面まで着けている完全悪役な見た目の「奇術師」アノン! 動く人骨!黒いローブ!我輩!もう見たまんま完全悪役な見た目の「亡国の王」ベルズ!... (全文表示)
イカれたメンバーを紹介するぜ! シルクハットにタキシード!仮面まで着けている完全悪役な見た目の「奇術師」アノン! 動く人骨!黒いローブ!我輩!もう見たまんま完全悪役な見た目の「亡国の王」ベルズ! 機械!鎧!ロボ!元殺人マシーンでやっぱり完全悪役な見た目の「自律鎧」レグルス! 以上だ! そんな出身も境遇も異なる彼等が「理想郷」を求め、幾つもの世界を渡り歩く物語となります。 ジャンルとしては所謂「旅もの」に近く、章ごとにガラリと舞台が変わっていきます。ただし彼等が渡るのは「街」でも「国」でもなく「世界」そのもの。時には勇者と魔王が戦うゲームのような世界、時には文明の果てに滅びたSFのような世界、時には……。 彼等が求める理想郷とは何なのか? 何の為に世界を渡り歩くのか? 物語はまだまだ始まったばかりのようです。▼読む際の注意事項など 一話ずつは2,000字程度とかなり短め。「世界」についても一から十まで語るわけではなく断片的ですが、それもまた世界を「観測」している彼等の視点に近いと考えるべきかも。 あと本作品にヒロイン的な人物はいませんので、見た目悪役な主人公トリオに癒しを見出しましょう。苦労人で世話焼きな不審者もとい奇術師と、魔法で外見は美女になっている王様と、やたらハイテンションなロボ鎧が今日も可愛い(認識阻害)
推薦:甲乙 評価:★ (参考になった:6/ならなかった:1)
推薦作品:甲子園の空は、ただ蒼く。 原作:オリジナル:現代/スポーツ
野球というスポーツについて前提知識がある方にとてもお勧め出来るコアな作風の作品で、基準としてはヒットエンドランとランエンドヒットの違いが分かるぐらいな方でしょうか。メディアで注目される160km... (全文表示)
野球というスポーツについて前提知識がある方にとてもお勧め出来るコアな作風の作品で、基準としてはヒットエンドランとランエンドヒットの違いが分かるぐらいな方でしょうか。メディアで注目される160kmの直球も、天高く舞い上がるホームランの描写も一切ない球児の目に見えない泥くさい努力にスポットを当てるニッチな魅力が溢れている作品です。このような作品が生まれるところにWeb創作の力を感じました。本作を読むと、2019年イチロー引退会見の「MLBは頭を使わない野球になってしまっている」「日本の野球は頭を使う面白い野球であってほしい」という言葉が思い浮かびます。確かに最近の現代野球の流れとして名作マネーボールに始まった野球の数値化により、単純に球速とスピンレートの向上を追い求めていく投手と、統計理論によるスタンドを超える打球だけを追求した効率的なバッティングの、只管に理論的な「空振りかホームラン」の動かない野球が目に見えるようになった。そんな現代野球で「データには一切現れない」技を駆使していく、本作の主人公たちはとても新鮮で自分に野球の魅力を再認識させてくれました。1シーンに切り取った作中に、WARでは表すことが出来ない野球人の生き様が描かれます。(同じ紹介を自サイトでも投稿しています)
推薦:夜市よい 評価:★ (参考になった:4/ならなかった:1)
同原作推薦一覧