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推薦作品:仮面ライダーディクリード re 原作:原作:仮面ライダー
大阪の地下格闘技場にて試合に出続けることで、表舞台に立っていた時の煌めきに少しでも近付こうとする千草海来。気怠さを何処となく覚えるいつも通りの生活をしていたある日、異世界からやって来た西連寺レナによ... (全文表示)
大阪の地下格闘技場にて試合に出続けることで、表舞台に立っていた時の煌めきに少しでも近付こうとする千草海来。気怠さを何処となく覚えるいつも通りの生活をしていたある日、異世界からやって来た西連寺レナによって仮面ライダーディクリードに選ばれ、彼女の世界をショッカーと言う謎の組織から解放するための戦いに奔走することとなる──。カメンライドを変身ではなく装備や召喚と転換したことや、ディケイドの戦い方に格闘技を織り交ぜた戦闘スタイルも魅力的です。また、レナや海来の師匠、その他レジスタンスの面々と海来の会話に、人の熱さ(温かみ)のようなものを常に感じられる作品だと思います。▼読む際の注意事項など本作は本編が4話と設定衆が1話の全5話と構成されている短い作品であることから、展開がかなり急に感じられます。突発的に現れたものがジャブのように次々繰り出されながら進んで行く物語であるため、あまり細かいことは気にせずお読みになることをおすすめしたく思います。
推薦:志村琴音 評価:☆ (参考になった:1/ならなかった:2)
推薦作品:【完結】人形たちの霊魂戦争 原作:オリジナル:ファンタジー/戦記
この作品を他人に薦める時何と説明するか。その判断がいかに難しいか、読んだ人にはわかると思います。硬派なファンタジーでもあり、ロボット(と、敢えて書かせていただきます)大戦ものでもあり、深堀した戦争も... (全文表示)
この作品を他人に薦める時何と説明するか。その判断がいかに難しいか、読んだ人にはわかると思います。硬派なファンタジーでもあり、ロボット(と、敢えて書かせていただきます)大戦ものでもあり、深堀した戦争ものでもあり、ヒューマンドラマでもあり、哲学小説でもあり、恋愛を凌駕する究極の恋愛小説でもあり、ギリシャ神話でもある。おまけに萌え要素などもなきにしもあらず。しかし「説明できない」という悩みこそがこの小説のおすすめポイントなのだと、私は気づきました。どの部分が響いたかによって選り分けるジャンルがかわる小説。ストーリーの邪魔することなく、しかしひけらかさない文章力を以て描かれる世界は説得力に溢れ、どこにでも素直に入り込めるので、言い方は悪いですが読者をある意味孤独にします。だからこそ、読者の知識や経験や人間性によって読み取るものが違う。読書家なら読んでみて損はありません。良い意味で読者に委ねられる部分も多いので、読み手として目に自信のあるかたにこそ読んで語っていただきたいと思いました。たくさんの人の感想を読みたくなる小説です。私はバトルものとしてもかなり好きですが、一つ選ぶなら哲学的な部分を推します。ウーティスという人間の過去を知った上で繰り広げられる霊魂という概念と、その在り方について。そして何度も思議された先の答えと、もっと先にある未来について。ネタバレしそうなので詳しくは言えませんが、個人的にはカラマーゾフの兄弟と同じ棚におきたいなと思いました。ちょっと伏せすぎて何言ってるのかわかんないと思いますが、とにかくイチオシです。
推薦:みずたま有華 評価:☆ (参考になった:3/ならなかった:0)
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