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推薦作品:まる子、戦争にいく。 原作:原作:ちびまる子ちゃん
主人公のまる子の主観で進んでいく。フィリピンでの悲惨な戦いは淡々と描写され、戦争への忌避感を内包しているように感じるのは仕方がないように思える。しかし、この物語を俯瞰してみると印象はガラリと変わる... (全文表示)
主人公のまる子の主観で進んでいく。フィリピンでの悲惨な戦いは淡々と描写され、戦争への忌避感を内包しているように感じるのは仕方がないように思える。しかし、この物語を俯瞰してみると印象はガラリと変わる。本来ありえないはずのちびまる子ちゃんと太平洋戦争を絡めて話を書くという難しい問題をあえて自分に課した一つの課題発表にも思える。原作に敬意を持ちつつ、ただ淡々と経過を描写する文章には作者の感性の模索を感じられた。古い作品だが、作者の他の文章も読んでみたいと感じられる作品だった。▼読む際の注意事項など題名から察せるがこの作品はちびまる子ちゃんという原作を大きく逸脱している。一つの物語として面白いが、間違いなく人を選ぶため、注意したほうがいいと思う。
推薦:吉田松陰 評価:★ (参考になった:14/ならなかった:1)
推薦作品:コロンボ警部がジムリーダーサカキに目をつけたようです 原作:原作:ポケットモンスター
刑事コロンボとポケットモンスターのクロスオーバーサカキをロケット団のボスと確信した部下がサカキの目の前で殺害され、その隠蔽工作を行いジムに放火するそこにロサンゼルス地方から研修に来ていた冴えない... (全文表示)
刑事コロンボとポケットモンスターのクロスオーバーサカキをロケット団のボスと確信した部下がサカキの目の前で殺害され、その隠蔽工作を行いジムに放火するそこにロサンゼルス地方から研修に来ていた冴えない風貌の警部が現れる、というあらすじ犯人がのっけからバレていますが、そこは刑事コロンボ特有の倒叙(犯人を初めから見せる、古畑任三郎なども有名)という手法ですのでご心配なくその他にも作中には刑事コロンボ特有のネタがたくさん含まれており、ファンが読めば「おっ、これはあの話のワンシーンのネタだな」とニヤリとできること請け合いですポケモン側も、サカキという人間はロケット団のボスでありながら人間的魅力にも溢れており、読後感の良さ、コロンボとの頭脳戦の説得力に繋がります前提になる知識もあまり必要ではなく、必要なところは作中でコロンボ、ポケモンどちらも軽く説明が入りますので安心ですポケモンと推理というあまり無いジャンルですが面白さは保証しますので、刑事コロンボを知らない人にもファーストコンタクトとしてぜひ読んでいただきたいお話ですぜひご一読を▼読む際の注意事項などコロンボというキャラは一見無能です見ててイライラすることもあるかもしれません軽く見て侮ることもあるでしょうそして最後に犯人とともに「……やられた」と感じてください
推薦:ヒルカメレオン 評価:★ (参考になった:16/ならなかった:0)
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