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推薦作品:博麗霊夢は全てを知らない 原作:原作:東方project
【あらすじ】 別に何げない平穏な人里の風景。 しかしそれを見て、『普通の人間』なら当たり前に知っているような、疑問にすら思わない筈の事を“知らない“と気付いたその瞬間から、霊夢は自問自答を開始す... (全文表示)
【あらすじ】 別に何げない平穏な人里の風景。 しかしそれを見て、『普通の人間』なら当たり前に知っているような、疑問にすら思わない筈の事を“知らない“と気付いたその瞬間から、霊夢は自問自答を開始する。【特徴】 非常に静かな雰囲気で淡々と物語が進んでいく。 しかし、話が進むにつれ、博麗霊夢という存在を取り巻いていた日常が少しずつ明確に歪んでいく。 本来なら知っていなければならない事を知らない。そもそも、知っていない方がおかしいという事に疑問すら抱いていなかったという事実。抱いた疑問や感情が、不意に冷めていく霊夢の性格。 確固たる信念と意思を持ち、自分なりの明確な答えを"知っている"魔理沙との対比により、読み続けていく毎に博麗霊夢という存在が幻想卿という世界から浮かび上がっていくような感覚すら覚えていくだろう。 11話。合計3万8千文字という短い文章の中で、必要なものだけが全て描写されきっている。 完結済みであり、手軽に読み切る事が可能なのもポイントの一つ。 ▼読む際の注意事項など 終始シリアスに物語が進み、僅かに幻想郷のほんわかとした背景があるだけで、ギャグ要素は一切存在しない。 また、2014年に完結した作品である為、それ以降の原作の設定などは反映されていない。 尚、二次創作物故に当たり前の事だが、キャラクターの独自解釈を含んでいる。
推薦:sabu 評価:★ (参考になった:20/ならなかった:0)
推薦作品:ラインの娘 原作:オリジナル:ファンタジー/戦記
「ラインの娘」は、流行りに流されない上質なファンタジー短編集です。今時このような正統派ファンタジー作家というのは珍しいのではないでしょうか。どの話も歴史小説を思わせるような重みがあり、読み終えた時... (全文表示)
「ラインの娘」は、流行りに流されない上質なファンタジー短編集です。今時このような正統派ファンタジー作家というのは珍しいのではないでしょうか。どの話も歴史小説を思わせるような重みがあり、読み終えた時考えさせられるようなカタルシスが必ず描かれています。また、全作品ともに『物語のその先』や『描かれなかった部分』というものをもっと知りたくなります。それから、作家としての作者様の成長が面白いほど読み取れるので、売れる前から応援したいタイプのマニアックかつ目利きの読み専にはたまらないとおもいます。大変おすすめです。
推薦:みずたま有華 評価:★ (参考になった:13/ならなかった:2)
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