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推薦作品:アンナとゾーイ 原作:オリジナル:歴史/文芸
物語はかの合衆国宇宙ロケットセンターが聳えるアラバマ州ハンツビルを始点に、民権改革が起こる直前の1960年代の異物を受け入れられないアメリカを舞台に進行する。夜明け前の時代を不条理な抑圧と共に過ごした... (全文表示)
物語はかの合衆国宇宙ロケットセンターが聳えるアラバマ州ハンツビルを始点に、民権改革が起こる直前の1960年代の異物を受け入れられないアメリカを舞台に進行する。夜明け前の時代を不条理な抑圧と共に過ごした主人公アンナは、職業差別から自身のレイプ被害の訴えが棄却された事を切っ掛けに、今まで自分と世界が己に与えてきた痛みを吐き出すかの様に復讐を行った。手配犯となったアンナは、同じく抑圧の中で育った黒人の少女ゾーイを人質に逃避行を続けるが、その過程で彼女との交流を通し互いに影響を受けていく…不安定な時代を生々しく描写した中での、まるでボニー&クライドを思わせる二人の短い旅とその結末が酷く美しく、意識が引き摺り込まれる一作。是非クリックして頂きたいです。▼読む際の注意事項など小指の爪程の性描写と、多元民族性に乏しかった当時のアメリカの陰鬱な差別の描写が少し含まれます。
推薦:観光客L 評価:★ (参考になった:20/ならなかった:0)
推薦作品:バトルスピリッツ コラボストーリーズ 原作:原作:バトルスピリッツ
バトルスピリッツがすべての世界で、「ソウルコアを使えない」という致命的なハンデをかかえた主人公・アスラが、最強のカードバトラー“頂点王”を目指して冒険するというお話の架空バトスピ小説。 そのタ... (全文表示)
バトルスピリッツがすべての世界で、「ソウルコアを使えない」という致命的なハンデをかかえた主人公・アスラが、最強のカードバトラー“頂点王”を目指して冒険するというお話の架空バトスピ小説。 そのタイトルのとおり、コラボカードがメインとなっている──どころか、登場するデッキはすべてコラボカードが軸となっています。 この作品の筆者さんは、コラボカードがメインの長編架空バトスピ小説を2作も完結させている実力者です。 仮面ライダーやデジモンなどといったバトスピでおなじみのコラボカードはもちろん、最近登場したガンダムデッキまでもが登場します。 バトスピのコラボカードについて無知な私は、この作品でいろいろなコラボカードと出会う機会をいただいています。 また、ストーリーや世界観はポケットモンスターシリーズを参考にしているため、馴染みやすく明快。「カラーリーダー」「三王」に、主人公の持っているカードを狙う敵組織──と、王道ながらも、バトスピが原作であることや読者層のニーズ合うように上手く料理されています。 主人公のアスラ君の「ソウルコアを使えない」というハンデも斬新で、それでも決してめげず、まっすぐに頂点王を目指す彼からは、読んでいて勇気がもらえます。 他のキャラクターも皆個性豊かで、印象的。きっと、誰かひとりは好きなキャラクターが見つかると思います!▼読む際の注意事項など 仮面ライダーやデジモン、ガンダムなどといったコラボカードが登場すると言っても、「そのバトスピカードを使っているだけ」で、原作とはこれといって関係ありません。「使い手のイメージが合わない」とか「このキャラは絶対これは使わないだろう」などといった感想やメッセージを筆者さんに送ることは絶対に控えましょう。 上記の理由から「悪役キャラが、主役ライダーのカードを使うこともある」と聞いて嫌悪感を覚えた方には、あまりおすすめできません。 また、この作品は、他の架空バトスピ小説と比べて「バトルを中断させられる」という展開が多いです。人によっては、そこで少しやきもきしてしまうかもしれません。 以上のような注意点はありますが、「コラボカード入門におすすめ」といえるくらいの、素晴らしい架空バトスピ小説です! コラボカードをあまり知らない人は「このカードはこんな効果なんだ!」とワクワクできますし、 コラボカードをよく知っている人にとっても、現実であまり見られないであろうコラボデッキ同士のバトルは、きっと新鮮だと思います!
推薦:LoBris 評価:☆ (参考になった:3/ならなかった:0)
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