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推薦作品:【完結】人形たちの霊魂戦争 原作:オリジナル:ファンタジー/戦記
この作品を他人に薦める時何と説明するか。その判断がいかに難しいか、読んだ人にはわかると思います。硬派なファンタジーでもあり、ロボット(と、敢えて書かせていただきます)大戦ものでもあり、深堀した戦争も... (全文表示)
この作品を他人に薦める時何と説明するか。その判断がいかに難しいか、読んだ人にはわかると思います。硬派なファンタジーでもあり、ロボット(と、敢えて書かせていただきます)大戦ものでもあり、深堀した戦争ものでもあり、ヒューマンドラマでもあり、哲学小説でもあり、恋愛を凌駕する究極の恋愛小説でもあり、ギリシャ神話でもある。おまけに萌え要素などもなきにしもあらず。しかし「説明できない」という悩みこそがこの小説のおすすめポイントなのだと、私は気づきました。どの部分が響いたかによって選り分けるジャンルがかわる小説。ストーリーの邪魔することなく、しかしひけらかさない文章力を以て描かれる世界は説得力に溢れ、どこにでも素直に入り込めるので、言い方は悪いですが読者をある意味孤独にします。だからこそ、読者の知識や経験や人間性によって読み取るものが違う。読書家なら読んでみて損はありません。良い意味で読者に委ねられる部分も多いので、読み手として目に自信のあるかたにこそ読んで語っていただきたいと思いました。たくさんの人の感想を読みたくなる小説です。私はバトルものとしてもかなり好きですが、一つ選ぶなら哲学的な部分を推します。ウーティスという人間の過去を知った上で繰り広げられる霊魂という概念と、その在り方について。そして何度も思議された先の答えと、もっと先にある未来について。ネタバレしそうなので詳しくは言えませんが、個人的にはカラマーゾフの兄弟と同じ棚におきたいなと思いました。ちょっと伏せすぎて何言ってるのかわかんないと思いますが、とにかくイチオシです。
推薦:みずたま有華 評価:☆ (参考になった:3/ならなかった:0)
推薦作品:【完結】死に芸精霊のデート・ア・ライブ 原作:原作:デート・ア・ライブ
※本文には、本作についてのネタバレが若干含まれてます。文章は分かりやすく、改行も程々にされています。今作品は、オリジナルの精霊志穂とデート・ア・ライブ(以後デアラ)の主人公士道を中心とした物語... (全文表示)
※本文には、本作についてのネタバレが若干含まれてます。文章は分かりやすく、改行も程々にされています。今作品は、オリジナルの精霊志穂とデート・ア・ライブ(以後デアラ)の主人公士道を中心とした物語で、基本原作メンバーはラタトスクの面々を除き、殆ど登場しません。ストーリーは7巻終了後、攻略優先度の高い精霊が現れない内に攻略優先度の低い精霊、志穂を攻略しようと言う事で、物語が始まります(時系列を沿えば)そして色々あって、士道は志穂とデートの約束をしてデートを開始。そのデートで、士道は志穂の秘密の一端を知る事になり、士道は志穂の能力を封印する為、今まで戦っていた敵よりも困難な敵……世界と戦う事になる。猛獣の如き押し寄せる敵、志穂を付け狙う組織の追って。傷付く士道の姿に、涙を流す志穂。何度も傷付き、倒れながらも決して諦めない士道。続きは本作へどうぞ!本作はシリアスとギャグが絶妙なバランスで噛み合っており、ちょっと暗めの話でも、鬱な気分になる事は無かったです。設定なども、デアラ原作を基礎に違和感が無く、原作メンバーの口調や性格にも違和感は感じなかったです。ぶっちゃけ、二次創作にしておくには勿体無いぐらいの出来で、これが真の原作8巻だぜ!……と自分の中では思ってます。オリジナル精霊志穂のキャラもよく出来ており、このキャラでなければ、暗いストーリーになっていたかも知れません。▼読む際の注意事項など本作の描写には、流血などのシーンがあります。あまりリアル過ぎる訳ではありませんが、苦手な方はご留意ください。
推薦:読者その1 評価:★ (参考になった:5/ならなかった:1)
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