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推薦作品:我が名はマドカ。聖剣に選ばれし✝︎漆黒の黒騎士✝︎ 原作:原作:インフィニット・ストラトス
この作品は『我が名は✝漆黒の黒騎士✝』のリメイク作品です。旧作を読んで居ない人にこの作品を説明させて頂きます。この作品はあくまでIS学園を中心に原作と同じ時代で話しが進みます。そこまでの流れも大き... (全文表示)
この作品は『我が名は✝漆黒の黒騎士✝』のリメイク作品です。旧作を読んで居ない人にこの作品を説明させて頂きます。この作品はあくまでIS学園を中心に原作と同じ時代で話しが進みます。そこまでの流れも大きな差は有りません。しかしこの作品にはオリキャラが少数存在します。その内の一人が主人公のマドカです。でもあの織斑マドカでは有りません。原作のヤンデレサイコシスコンの彼女とは全くの別人です。しかしこちらのオリキャラは『最弱』『厨二病』『バカ』と言う本家とは別の方面の強烈な個性を持っているのです。この作品には幾つかの魅力が有ります。一つ目のこの作品の魅力はこの強烈な彼女を主軸にした巧みな人間関係の描き方です。原作とは多少変化したis学園一年生との学園生活は笑いの連続です。二つ目は特殊タグの効果的な使用です。この作品は文の見せ方も他の一般的な作品からはかなり逸脱しており、しっかりと文章の妨げにならないように調整されながらもとても多く使用されいます。その特殊タグによって読者は非常にインパクトを受ける文章になっています。三つ目は重厚なリアリティさです。ISの世界観を深掘りするために架空の企業やいかにもそれっぽい科学、リアルなネット民の反応などがところどころに書かれておりそこが話に深さを与えます。▼読む際の注意事項など主人公が『厨二病』なので黒歴史を思い出したくない人には余りお勧めできません。また特殊タグはかなり読者に圧を与えるので特殊タグが嫌いな人にはお勧めできません。
推薦:バトクロス 評価:★ (参考になった:10/ならなかった:2)
推薦作品:水先案内録カイジ:ARIA×賭博黙示録カイジ 原作:原作:ARIA
『沼』攻略後、打ち上げの焼肉屋で酔いつぶれたカイジ。気が付けば目の前には石畳の町並み、自分を見つめる金髪の美女(アリシア・フローレンス)と謎の白い生物(アリア社長)。あまりの絵面にこの時点で既に... (全文表示)
『沼』攻略後、打ち上げの焼肉屋で酔いつぶれたカイジ。気が付けば目の前には石畳の町並み、自分を見つめる金髪の美女(アリシア・フローレンス)と謎の白い生物(アリア社長)。あまりの絵面にこの時点で既におなかいっぱいな人も居るかもしれませんが、このSSはカイジのクロスSSにありがちなクロス先の作品がざわ・・ざわ・・な世界観に飲み込まれてギャグになったり殺伐とした雰囲気になったりといった類の作品ではありません。駄目人間カイジがネオ・ヴェネツィアで生活を送るという日常物、しかも短編ネタ作品などでなく長編作品という仮に思いついても誰もやらないような構想を真面目に書いたのがこの作品です。また時系列的に言うとカイジのネオ・ヴェネツィア入りが灯里のARIAカンパニー入社前になっているので今後原作に忠実に物語が進んでいくとしたらジャンル的には再構成物とも考えられるかもしれません。日常物でARIAのクロスと言ってもカイジが浄化されて良い人に成りすぎてもはや別人なんてことも無く、博打以外の事では基本スタイルの要領の悪さや小市民的発想、いい歳をして照れた時や言い出しにくい事がある際のモジモジした動きなどここで見られるカイジは原作における駄目人間カイジのコメディ的側面そのままの姿です。かと言ってARIA勢の善人っぷりもそのままで、穏やかに送られる日常と共にカイジ視点で見たネオ・ヴェネツィアの生活、またはネオ・ヴェネツィアの住人から見たカイジ、お互いの作品に忠実な何気ない描写が合わさって整合性をとっていくたびに高度なシュールさを生み出していくというかなりの怪作です。随所随所で現れるカイジ的解説(CV:立木文彦)もそれを助長していると言えるでしょう。アリシアさんを天使と信奉するカイジ、藍華に往来で声をかけられ気恥ずかしさでシカトを決め込むカイジ、晃の目の鋭さに威圧されて愛想笑いするカイジなどそれぞれの原作に詳しければ詳しいほど妙なマッチングが癖になる極めてユニークなSSを皆様も読んでみてはいかがでしょうか?▼読む際の注意事項など異色のクロスなのでARIAファンの中にはARIAの世界観が汚された、こんなクロス自体許せない!などと思う方も居るかもしれません。そういう方は読まないほうが良いでしょう。
推薦:blackberry 評価:★ (参考になった:97/ならなかった:6)
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