・PDF ・感想ページへ (23件) ・アクセス解析 ・お気に入りの追加
推薦作品:栄光の代償・元艦娘たちが語る対深海棲艦戦争(GHK出版新書) 原作:原作:艦隊これくしょん
毎年夏になると放映されるNHK等の戦争ドキュメンタリー番組あれらを書籍化出版したものと言えばよいだろうか主人公、というべきか語り部の元長波を軸に凄惨を極めた対深海凄艦戦争を砲煙と潮風、血と贓物の臭... (全文表示)
毎年夏になると放映されるNHK等の戦争ドキュメンタリー番組あれらを書籍化出版したものと言えばよいだろうか主人公、というべきか語り部の元長波を軸に凄惨を極めた対深海凄艦戦争を砲煙と潮風、血と贓物の臭気さえ漂わせる描写に圧倒されるまた口直しのように語られる戦中の穏やかなひと時の艦娘達の交流もよい、あぁ確かにリアルに"兵士"として戦う艦娘ならありそうだなと笑わせられる夏になると放映される戦争ドキュメンタリーを背を正して視聴し、現代の平和の有り難みと戦争の愚かさ悲惨さを痛感する人であれば引き込まれる作品ではなかろうか※完結したので追記をフィクションであって御伽噺ではない、別の世界で本当にあった戦争とその兵士達の物語代替可能な兵器として兵士として戦い、幸運に恵まれ戦後を一人間として過ごした彼女達の物語読了後貴方の胸に灯る思いは紛れもなく本物だ▼読む際の注意事項などあの可愛い艦娘達の手足が吹き飛び贓物が溢れ、リアルな戦争を描く以上やむを得ないことであるがとにかくグロテスクこれも戦争に付き物ではあるが性の問題においても慰安夫等の描写もありその辺りのシモの話に敏感な方にもお勧めできない更に言えば殆ど独自設定であるため艦隊これくしょんの二次創作というよりは艦これの設定だけ流用した趣が強いためその辺りも合う合わないがはっきりするだろうとはいえ可愛い女の子に惹かれゲームをやり始めたらいつのまにか第二次世界大戦の書籍を集めていたようなタイプの人間には非常にお薦め出来る
推薦:寡兵 評価:★ (参考になった:24/ならなかった:4)
推薦作品:怪物と迷宮 原作:原作:ようこそ実力至上主義の教室へ
この作品は嘘喰いという漫画に登場した警察の密葬課という厨二病心くすぐられる組織の一員である箕輪勢一が高校生となり(外見はどうみても中年おっさんだが)『ようこそ実力主義の教室へ』というライトノベルの世... (全文表示)
この作品は嘘喰いという漫画に登場した警察の密葬課という厨二病心くすぐられる組織の一員である箕輪勢一が高校生となり(外見はどうみても中年おっさんだが)『ようこそ実力主義の教室へ』というライトノベルの世界へ転生するクロスオーバー作品である。よう実は高校生達が主役のライトノベルだが、嘘喰いは暴力描写が多くある週刊ヤングジャンプという通常ならあり得ない組み合わせだが、この作品は、登場人物や世界観が綿密に書かれていて、違和感なく読むことが出来る。この作品の長所はなんといっても丁寧で重厚な戦闘描写だろう。飄々とした態度のくたびれたサラリーマンのような冴えないおっさんである箕輪勢一からは考えられないほどの圧倒的な暴力が放たれるのは、非常にそそられるものがある。また、豊富な語彙による箕輪のリアルな暴力描写、龍園、アルベルト、伊吹や須藤との戦闘描写を表現できる著者には感心を通り越して感動すら覚える。この作品は佐倉という女子生徒がストーカーに悩まされるのだが、原作のよう実とは大きく異なる方法で解決するので、「まさかこんな方法で解決するなんて‼︎」と間違いなく原作のよう実を読んだ人は驚くだろう。実際私も発想の斜め上をいく方法で解決され、非常に驚いた。是非読んでみてほしい。そして、箕輪のみが無双するのではなく、龍園と協力して学園を支配するという洗練された構図も非常に素晴らしい。まさにお手本のようなクロスオーバーだ。龍園や箕輪たちが属するCクラスの計略、それに対する綾小路や堀北たちの策略のぶつかり合いから目が離すことができない。原作を知らなくても充分に楽しめる作品だが、知っていればより一層読み応えがある。読了後に貴方は間違いなく箕輪勢一に夢中になっているだろう。▼読む際の注意事項など暴力描写あり
推薦:天真征一 評価:★ (参考になった:10/ならなかった:0)
同原作推薦一覧