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推薦作品:【完結】千景ェ!生きルォ! 原作:原作:結城友奈は勇者である
人食いの怪物、「アマゾン」との戦いに関わりながらも生き延びた高校生「長瀬裕樹」。無力な青年が味わった壮絶な記憶は、大学生になっても決して消えないトラウマとなっていた。そんな傷を抱えながらも、新たな... (全文表示)
人食いの怪物、「アマゾン」との戦いに関わりながらも生き延びた高校生「長瀬裕樹」。無力な青年が味わった壮絶な記憶は、大学生になっても決して消えないトラウマとなっていた。そんな傷を抱えながらも、新たな目標に向かって頑張っていた長瀬は運命か偶然か、突如現れた灰色のオーロラに飲み込まれ、異世界へと飛ばされてしまう。戸惑いながらも手掛かりを探す長瀬。そんな彼が出会ったのは今まさに自らの命を断とうとする少女「郡千景」だった。 こちらは「仮面ライダーアマゾンズ」と「乃木若葉は勇者である」のクロスオーバー作品です。アマゾンズは原作後、のわゆは原作前の時系列となっています。また、前者からは長瀬と千翼。後者からは千景と友奈が登場しますが、主に長瀬と千景の関係が中心となっています。周りの悪意によって否定され、絶望に蝕まれた千景。そんな彼女の姿に過去を重ねてしまう長瀬。当然ほっとけるはずも無く、関わりを持つことになります。不器用ながらも必死で真っ直ぐな想いをぶつけてくる長瀬によって、困惑しながらも徐々に心情が変わっていく千景。そのやりとりがしっかりと書かれており、原作後という事もあって長瀬の言葉にしっかりとした説得力や重みがあります。誰も救えなかった男が傷ついた少女を助けようとするその姿は暖かく、まさにヒーローと言っても過言ではありません。他にも千景と友奈の関係性や、千翼と長瀬の邂逅、「仮面ライダーアマゾンズ」の殺伐で悲壮感溢れる戦闘シーンなど、全5話という短い話の中に見所が沢山詰まっております。原作に思い入れのある方々には特におすすめです。▼読む際の注意事項など原作の知識が無くても読めるとは思いますが、知っていればいるほど楽しめる作品だと思います。原作になかった姿や、活躍を描いているため、元ネタに思い入れが有ればあるほど楽しめます。
推薦:ジョンドゥ2 評価:★ (参考になった:5/ならなかった:0)
推薦作品:ランボー / 怒りのメスガキわからせ 原作:原作:ランボー
ベトナム帰還兵のランボーは、かつての戦友に会うため家を訪ねるものの、その戦友は亡くなっていると伝えられた。どうするものかと一人とぼとぼ歩いていると、背後から「――――こらぁー! そこのザコちんぽぉ... (全文表示)
ベトナム帰還兵のランボーは、かつての戦友に会うため家を訪ねるものの、その戦友は亡くなっていると伝えられた。どうするものかと一人とぼとぼ歩いていると、背後から「――――こらぁー! そこのザコちんぽぉ! 止まれぇ~!」と耳を疑うかわいらしい少女の声に足を止められた。そしてメスガキしかいない”メスガキシティ”というぶっとんだ名前の町で保安官をやってる少女”メスガキ刑事”に任意同行という名の連行にランボーは導かれていく。おそろしいことにただの一発ネタで終わっておらず、原作の山籠もりなどを思わせる展開や、シリアスとギャグを行ったり来たりするという極めて高度で先の読めない描写を書き上げています。あるものは使うサバイバルの鉄則に従い、拾った幼女のパンツをバンダナ代わりに被って締めるランボーなのにキャラを殺さず、こんなタイトル(褒め言葉)の作品で活躍させて自由に動き回らせているなど、ハイレベルな描写力がないと書き上げられていないでしょう。そして終盤になって明かされるメスガキシティの驚愕の真実と悲しい背景、ヒロインでもあるメスガキ刑事の真実の名前に、泣いていいのか笑っていいのか全く分かりませんでした。露骨にスタローンの出演作品のネタが拾われており、それに留まらずコマンドーといった有名作品の小ネタも使われておるなど、作者の『エロスはせがわ』氏は相当映画が好きなのだろうと察せます。ランボーの原作での冷遇や境遇を見ると、このSSはランボー救済物に分類されるものであり、感想の答えでもキッチリ作者のはせがわ氏から、この作品の『裏テーマ』と明言されてます。すでに完結済みでリアルタイムで連載中読んでいました。ですが、完結を喜ぶ前に、よくもまあ、ほぼゼロからのスタートのストーリーで終わりまでたどり着けたものだと思ってしまうほど、とんでもない怪作です。▼読む際の注意事項などR-15というタグがついていますがR-17.9を突き抜けかねないくらいに、極めて特殊な作品です。
推薦:風凪五月 評価:★ (参考になった:13/ならなかった:1)
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