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推薦作品:【本編完結】Ib ~ゲルテナ展 10周年記念展~ 原作:原作:Ib
あの傑作フリーホラーゲームIbの公開10周年を記念して投稿された正統派If再構成小説です。「Ibかぁ、懐かしいな〜」と思ったそこの同志さま、すぐに読みましょう!後悔しません!文字数はなかなか多... (全文表示)
あの傑作フリーホラーゲームIbの公開10周年を記念して投稿された正統派If再構成小説です。「Ibかぁ、懐かしいな〜」と思ったそこの同志さま、すぐに読みましょう!後悔しません!文字数はなかなか多めで、ちょっと気後れする方もいるかもしれませんが、不思議とすらすらと読みやすく、あっという間に読めます。この小説の最大の魅力は、文章のあちこちから垣間見える作者さんのIbに対する考察の深さにあります。作者さんによる10年越しの考察はものすごく練られていて、「あのIbにこんな解釈があったんだ!」と読むほどに驚かされるはずです。そしてもう既に完結しているので、エタの心配はなし。オリ主や逆行など、世界観を壊しかねない大幅な設定改変もありません。特定のキャラに贔屓もなく、みんなとても魅力的に描かれています。作者さんのIb独自考察から練られた新しいストーリーが展開するので、先がみえないワクワクもありつつ、その上で原作EDの面影が見え隠れするルートを通るので、この小説は非公式、ファンの作品ながら、これぞまさにIbらしい!と納得できるアナザーEDを見せてくれます。▼読む際の注意事項など・原作の知識があってこその作品です。読む前に自分の中にIbのすべてのEDの記憶があるか確認してください。きっとガチ勢ほど楽しめます。・あらすじを読んでも小説の中身がさっぱりだと思いますが、最後の最後で意味が分かります。・スタートは原作と全く一緒ですが、次第に分岐していきます。冒頭を読んで、原作なぞるだけか~と、読むのをやめてしまうのはもったいないです。・ぜったいに順番通り読んでください。
推薦:saico3 評価:★ (参考になった:8/ならなかった:0)
推薦作品:死が二人を分かつまで【完結】 原作:原作:ドールズフロントライン
あなたは何のために戦いますか? とある理由でグリフィンを辞めようとしていた指揮官が上官から製造されたばかりで精神や感情もほぼ白紙である戦術人形のAR-15を「人間へ反乱しないよう教育しろ... (全文表示)
あなたは何のために戦いますか? とある理由でグリフィンを辞めようとしていた指揮官が上官から製造されたばかりで精神や感情もほぼ白紙である戦術人形のAR-15を「人間へ反乱しないよう教育しろ」という任務を命じられるというお話。基本的に主人公である『指揮官』と『AR-15』の2人の視点で物語は進みます。 この作品の見どころは、なんと言ってもAR-15と指揮官が生み出す人間ドラマでしょう。 AR-15は指揮官と閉鎖空間のような施設で過ごす中で、喜びや悲しみ…そして愛など、彼女は様々な感情を持っていき、それによって様々な場面で苦悩していきます。 しかし、指揮官も過去の事件で傷を負っており、主人公がヒロインを支えて進む…といった流れではなく、互いに傷付き、傷付け合いながら、彼女は「戦う意味」を、そして指揮官は「過去との決着」をそして互いにそれぞれ「大切なもの」を見つけていきます。 基本的に大筋はAR-15が成長し、苦悩していくお話を主軸に据えられていますが、二人以外にも様々な戦術人形が登場し、各々が「生きる為」、「本物の感情を見つける為」、「大切な人のため」といった『戦う理由』を持ち、彼女たちが現実の厳しさに打ちのめされ、苦悩している姿もAR-15たちの視点を通して伝わり、そういった彼女たちの心情なども含め、登場人物の一人一人に過去やドラマがあり、とても面白い作品です。 また、人間ドラマなどを主に評価した分、全編を通して話が重めです。描かれている心理描写なども素晴らしいからこそ、互いに傷付け合う場面や厳しい現実に打ちのめされる場面などは読んでいるコッチまで辛くなります。それでも尚、最後の展開を含め良い意味で心に残る、そんな作品です。重い展開が多いですが、是非とも最終話まで読んで欲しい。彼女の成長にきっと、感動します。最後にこの作品を、そして彼女の全てを表した本編の一文で、この推薦の締めとさせていただきます。 『ーーー誰かの感情を思い通りにすることなんて出来ない。私のこの想い、愛情は本物だから。どんなものにだって負けはしないんだ。』▼読む際の注意事項など・残虐な描写・独自設定・この作品は作者様の短編である『FAMASのバレンタイン大作戦』や『私と彼女の距離』と繋がりがあるため、読まなくても勿論、読むと更にこの作品を楽しめるでしょう。
推薦:ますく王 評価:☆ (参考になった:2/ならなかった:0)
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