・PDF ・感想ページへ (2,710件) ・アクセス解析 ・お気に入りの追加
推薦作品:魔法少女きょうこ☆マギカ 流れ者達の平凡な日常(魔法少女まどか☆マギカシリーズ×新ゲッターロボ) 原作:原作:魔法少女まどか☆マギカ
マギカシリーズと新ゲッターロボとのクロスオーバーである本作主人公はゲッターの流(ながれ)竜馬ですが、準主人公的な佐倉杏子の存在も大きいです。杏子好きにとっては、これだけでもう嬉しいところですが、... (全文表示)
マギカシリーズと新ゲッターロボとのクロスオーバーである本作主人公はゲッターの流(ながれ)竜馬ですが、準主人公的な佐倉杏子の存在も大きいです。杏子好きにとっては、これだけでもう嬉しいところですが、本作品は彼女の攻撃性をしっかりとクローズアップしているところが一味違います。杏子と言えば、美樹さやかとの交流で明かされる、その情の深さに焦点が当たりがちですが、一方で彼女は、魔法少女の厳しい現実を前にドライに生きる、好戦的な側面を持った少女でもあります。この尖った性格を持ち、したたかに生きる姿もまた、(悪役よりですが)彼女の魅力でしょう。片や主人公の流竜馬は、バイオレンスな笑顔がよく似合う、人間を辞めたレベルの頑強さを誇る男。その彼が、魔法少女の荒んだ世界に身を置く佐倉杏子と出くわすというのは、これはもう狂犬二匹を引き合わせ、同じ檻に放り込むようなもの。それなのに二人は出会ってしまい、奇妙な関係のまま、争いの絶えない日々を過ごすことになるのです。残虐にして殺伐とした魔法少女の日常、その中で竜馬と杏子が見せる剥き出しの闘争心、その赤く染まった輝きに魅せられる……かと思えば、束の間の休息には人間臭いところを見せる彼らの、その奇妙なギャップが笑いを誘います。めくるめく戦いの物語を求める方は是非、読んでみて下さい。▼読む際の注意事項など・バトルや狂った感じの描写に力を入れた作風であり、残酷な描写、えげつない描写が多くあります(敵役にエログロ要素あり)。・作品のメイン舞台は風見野であり、見滝原とは距離のある物語となっています。・真打は遅れてやってくる。つまりゲッターは、影を匂わせつつ中々登場しない(泣) とはいえ、生身の流竜馬による、人間ゲッターとでも言うべき獅子奮闘は必見です。 またあえて詳しくは語りませんが、我らが決戦兵器は、本当にここぞというところで決めてくれることでしょう。
推薦:tubuyaki 評価:★ (参考になった:9/ならなかった:1)
推薦作品:コロンボ警部がジムリーダーサカキに目をつけたようです 原作:原作:ポケットモンスター
刑事コロンボとポケットモンスターのクロスオーバーサカキをロケット団のボスと確信した部下がサカキの目の前で殺害され、その隠蔽工作を行いジムに放火するそこにロサンゼルス地方から研修に来ていた冴えない... (全文表示)
刑事コロンボとポケットモンスターのクロスオーバーサカキをロケット団のボスと確信した部下がサカキの目の前で殺害され、その隠蔽工作を行いジムに放火するそこにロサンゼルス地方から研修に来ていた冴えない風貌の警部が現れる、というあらすじ犯人がのっけからバレていますが、そこは刑事コロンボ特有の倒叙(犯人を初めから見せる、古畑任三郎なども有名)という手法ですのでご心配なくその他にも作中には刑事コロンボ特有のネタがたくさん含まれており、ファンが読めば「おっ、これはあの話のワンシーンのネタだな」とニヤリとできること請け合いですポケモン側も、サカキという人間はロケット団のボスでありながら人間的魅力にも溢れており、読後感の良さ、コロンボとの頭脳戦の説得力に繋がります前提になる知識もあまり必要ではなく、必要なところは作中でコロンボ、ポケモンどちらも軽く説明が入りますので安心ですポケモンと推理というあまり無いジャンルですが面白さは保証しますので、刑事コロンボを知らない人にもファーストコンタクトとしてぜひ読んでいただきたいお話ですぜひご一読を▼読む際の注意事項などコロンボというキャラは一見無能です見ててイライラすることもあるかもしれません軽く見て侮ることもあるでしょうそして最後に犯人とともに「……やられた」と感じてください
推薦:ヒルカメレオン 評価:★ (参考になった:16/ならなかった:0)
同原作推薦一覧