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推薦作品:欲張りな英雄と娘達(旧・女神の娘達) 原作:原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
文章に関しては、とてもしっかりしていて読みやすいです。戦争遊戯前のベルが突如知らない場所で目覚めるところから始まります。ベルとフレイヤファミリアの団員と記憶を失ったフレイヤが今のところこの物語の中心の... (全文表示)
文章に関しては、とてもしっかりしていて読みやすいです。戦争遊戯前のベルが突如知らない場所で目覚めるところから始まります。ベルとフレイヤファミリアの団員と記憶を失ったフレイヤが今のところこの物語の中心のメンバーです。ベルが目覚めた場所は過去ではなく歴史が変わったオラリオで、ヘスティアファミリアのメンバーやほかのキャラクターの境遇や生死などがベルの元いた世界とは変わっています。さらには団員が何者かに殺されたり、元いた世界でフレイヤが何者かに食われたり、ベルのスキルが奪われたりと現状は犯人や過去に戻った理由などが謎だらけなオリジナルストーリです。一部キャラの不審な行動などが相まってとても先の読めない展開になっています。キャラに関してはフレイヤファミリアのキャラをとても忠実に再現できています。その中で一番魅力的なのはヘイズで、今の所ヘイズがとてもヒロインしてます。以上のことから、ダンまちのオリジナルストーリー好きにはたまらない作品になっていると思います。
推薦:CRAZY DIAMOND 評価:☆ (参考になった:2/ならなかった:0)
推薦作品:水先案内録カイジ:ARIA×賭博黙示録カイジ 原作:原作:ARIA
『沼』攻略後、打ち上げの焼肉屋で酔いつぶれたカイジ。気が付けば目の前には石畳の町並み、自分を見つめる金髪の美女(アリシア・フローレンス)と謎の白い生物(アリア社長)。あまりの絵面にこの時点で既に... (全文表示)
『沼』攻略後、打ち上げの焼肉屋で酔いつぶれたカイジ。気が付けば目の前には石畳の町並み、自分を見つめる金髪の美女(アリシア・フローレンス)と謎の白い生物(アリア社長)。あまりの絵面にこの時点で既におなかいっぱいな人も居るかもしれませんが、このSSはカイジのクロスSSにありがちなクロス先の作品がざわ・・ざわ・・な世界観に飲み込まれてギャグになったり殺伐とした雰囲気になったりといった類の作品ではありません。駄目人間カイジがネオ・ヴェネツィアで生活を送るという日常物、しかも短編ネタ作品などでなく長編作品という仮に思いついても誰もやらないような構想を真面目に書いたのがこの作品です。また時系列的に言うとカイジのネオ・ヴェネツィア入りが灯里のARIAカンパニー入社前になっているので今後原作に忠実に物語が進んでいくとしたらジャンル的には再構成物とも考えられるかもしれません。日常物でARIAのクロスと言ってもカイジが浄化されて良い人に成りすぎてもはや別人なんてことも無く、博打以外の事では基本スタイルの要領の悪さや小市民的発想、いい歳をして照れた時や言い出しにくい事がある際のモジモジした動きなどここで見られるカイジは原作における駄目人間カイジのコメディ的側面そのままの姿です。かと言ってARIA勢の善人っぷりもそのままで、穏やかに送られる日常と共にカイジ視点で見たネオ・ヴェネツィアの生活、またはネオ・ヴェネツィアの住人から見たカイジ、お互いの作品に忠実な何気ない描写が合わさって整合性をとっていくたびに高度なシュールさを生み出していくというかなりの怪作です。随所随所で現れるカイジ的解説(CV:立木文彦)もそれを助長していると言えるでしょう。アリシアさんを天使と信奉するカイジ、藍華に往来で声をかけられ気恥ずかしさでシカトを決め込むカイジ、晃の目の鋭さに威圧されて愛想笑いするカイジなどそれぞれの原作に詳しければ詳しいほど妙なマッチングが癖になる極めてユニークなSSを皆様も読んでみてはいかがでしょうか?▼読む際の注意事項など異色のクロスなのでARIAファンの中にはARIAの世界観が汚された、こんなクロス自体許せない!などと思う方も居るかもしれません。そういう方は読まないほうが良いでしょう。
推薦:blackberry 評価:★ (参考になった:97/ならなかった:6)
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