基本的にアニメやマンガよりも公式設定寄りで原作キャラは出てこないオリジナルの世界間で構成されていらっしゃる作品です。

アニメやマンガのデジモンとはだいぶ違った感じでデジモン達の役割に沿い掘り下げられ...
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基本的にアニメやマンガよりも公式設定寄りで原作キャラは出てこないオリジナルの世界間で構成されていらっしゃる作品です。

アニメやマンガのデジモンとはだいぶ違った感じでデジモン達の役割に沿い掘り下げられ、付け加えられた設定はデジタルな緻密さと宗教的な概念とが織り交ぜられている部分があります。

また敵も味方もありとあらゆるデジモン達がとびっきり魅力的に書かれていることも特徴の一つだと思います。公式のアニメなどでも善い役として扱われることが多い者達も悪役として扱われることの方が多いもの達も実際敵として書かれている者も味方として書かれている者も皆が個性を持ち魅力を持っています。

色々なところに伏線らしきものや謎が散りばめられ、先の展開を勘ぐることもとても楽しくなる作品です。

▼読む際の注意事項など

オリジナルの世界間で行われているオリジナル主人公の話ですのでそう言った内容が苦手な方はよした方がいいと思います。

本音を言うなら『Ib』を好きな全ての人に読んでもらいたい、正統派の二次小説。本編再構成IF、というやつだろうか。
メアリーにスポットを当てた作品なので、メアリーが好きな人へ、程度のフィルターを掛けさせ...
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本音を言うなら『Ib』を好きな全ての人に読んでもらいたい、正統派の二次小説。本編再構成IF、というやつだろうか。
メアリーにスポットを当てた作品なので、メアリーが好きな人へ、程度のフィルターを掛けさせていただく。

原作に対する深い考察を基に描かれるお話は「もしかしたらあったかもしれない」と思える正統派のIF。
分岐点も、伏線も、見落としていたが確かにありえた可能性の中から生まれている。
けれど原作のあり方では実装されないであろう展開で、だからこその二次創作の本質を感じさせられた。

この形だからこそより強く輝くもう一つのED。
ぜひ、イベントやすべてのEDを見直したうえでこの作品を読んでもらいたい。