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推薦作品:コモンズの王 ジャックアトラス 原作:原作:遊戯王
遊戯王5D'sが好きな方なら、誰もが好きだ。と答えるであろう小説。 まず、このお話はARC-Vベースのお話になります。ですが、登場人物は5D'sそのまま。不動遊星や鬼柳京介など... (全文表示)
遊戯王5D'sが好きな方なら、誰もが好きだ。と答えるであろう小説。 まず、このお話はARC-Vベースのお話になります。ですが、登場人物は5D'sそのまま。不動遊星や鬼柳京介なども絡みます。 遊戯王二次小説において重要点である、デュエル構成において、ジャック・アトラスのカッコ良さ。熱さを見事に表現しています。構成担当の方が、しっかり細部まで拘っているので、読み飛ばさずに見てほしいものになっています。 本文に関してですが、私生活においての不器用さや、カーリーとの恋幕。また、終盤に向けての怒涛の展開も、まさに私が欲しかった”ジャック・アトラスの生き様”が、ここに記されています。 おまけも充実していて、ジャックや、遊星。クロウが、この物語を映画として見ている後日談のような話をしている時はすごく微笑ましく、笑顔で見てしまいました。 原作ファンがクスッとくるような展開も多々あって、その辺りを細かく見ていると、より一層楽しくなれるかもしれません。 まさに、作者様のジャック・アトラス。ひいては遊戯王における”愛”が詰まっている。そんな作品です。 皆様も、ARC-Vにおける5D'sの人たちの生き様を、物語として追体験してはいかがでしょうか? ちなみに、ボイスドラマや作者様のラジオもあるようです。そちらも、もし良ければよろしくお願いします。▼読む際の注意事項など ARC-Vベースですが、5D'sのメンバーなどがメインになるので、榊遊矢などは出てきません。ですので、榊遊矢などが活躍する話を求める方でしたら、ご満足頂けないかもしれません。 代わりに、ジャック・アトラスのカッコ良さを感じたい! という人には、強くおすすめ致します。
推薦:suryu- 評価:☆ (参考になった:3/ならなかった:1)
推薦作品:モンスターハンター Re:ストーリーズ【完結】 原作:原作:モンスターハンター
この作品を読んでいる、あるいは読まんとする人の多くは、ゲーム「モンスターハンター」のプレイヤーであると思う。このゲームは「狩り」が全てである以上、いつ何時でもモンスターを狩ることができる。概念は示唆... (全文表示)
この作品を読んでいる、あるいは読まんとする人の多くは、ゲーム「モンスターハンター」のプレイヤーであると思う。このゲームは「狩り」が全てである以上、いつ何時でもモンスターを狩ることができる。概念は示唆されていたとしても、絶滅だとか狩猟規制だとか、そんなことは起こりえないし、実際に狩っているわけでもないから命の重みを考えることなどほとんどない。だが、本来そこには生命がある。それぞれが1つの命を持ち、自然の摂理があり、親子愛のような情念がある。私たちがなんのためらいもなくモンスターを狩ることができていたのは、「ゲームだから」という言葉の裏に密かに隠された「本当の命ではないから」という気持ちがあるからに違いない(無論、万人がそうとは限らないが)。だが、少しでも「モンスターハンター」という作品の世界に没入したいと思うのなら、「狩って当然」、「狩ることが当たり前」という考えに少しでも違和感を覚えたことがあるのなら。一度、この作品を読み、主人公の少女の選択を知ってほしい。私たちがゲームをプレイしている時にはほとんど全く考えないであろう選択をした少女の歩みを見てほしい。命を重んじ、果てはモンスターとすら絆を結ぶことを願う少女の行く先を見、多くの人と関わり、師として共に歩むことになる青年と紡ぐ物語を読み進めた時。きっとあなたの心には、それまでになかった「思い」が生まれていると、私はそう思う。▼読む際の注意事項などあらすじに「竜と絆の物語」とあるように、モンスターハンターを原作とする作品としては「狩る」描写は決して多くありません。躍動感のある狩猟の描写だけを求める方にはいまいち合わないと思いますし、人とモンスターが馴れ合うこと自体に違和感を感じる方にも合わないかもしれません。また、MHST、つまりモンスターハンターストーリーズのタグが存在しますが、MHSTがメインの作品ではありませんのでご注意を。最後に、作者の皇我リキ氏は他にもモンスターハンター作品を書いていらっしゃる方で、当作品内には氏の他作品からのキャラクターも登場します。ですので、より深く読みたいと思う方は「とあるギルドナイトの陳謝」など、他の作品も読んでみることをお勧めします。
推薦:ゾディス 評価:★ (参考になった:16/ならなかった:2)
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