・PDF ・感想ページへ (19件) ・アクセス解析 ・お気に入りの追加
推薦作品:セミダイブ! 原作:オリジナル:SF/日常
▼長い、三行でVRとかXRとか、手に届きかけてる近未来ってわくわくするよね!それが心情描写つきならなおさらだよね!!時代設定がしっかりしてたらもうたまんないよね!!!▼文章、ストーリー、描... (全文表示)
▼長い、三行でVRとかXRとか、手に届きかけてる近未来ってわくわくするよね!それが心情描写つきならなおさらだよね!!時代設定がしっかりしてたらもうたまんないよね!!!▼文章、ストーリー、描写などについての紹介などXRデバイスが人口に膾炙しているぐらいの近未来を想像してみてほしい。メガネ越しに映るホログラフィックな情報、肉眼よりもわかりやすい視界、など映画で見たようなシーンが頭に浮かぶ。近年現実味を帯びてきたそのような世界について、もっと深く考察してみたらどうなるだろうか。その年代に至るまでにどのようなことが起き、どういった背景のもとで技術が成立し、どんな文化が育まれているのだろうか。この作品がそのような要素をしっかり埋め立てて作られているというのは、同作者の作品を既読の方ならお察しいただけるかもしれない。そのうえでこの作品においては、近未来世界における一人の大学新入生の生活が、その内面も含めて写実的に描き出されている。しかし、ただの新入生ではない。VR世界に半身を置き、華胥の国に遊んでいるかのような高校時代を過ごした少年である。大学入学を機に、そんな主人公がぎこちないながらも新たな人間関係を築いていくさまは、刺さる人には刺さるものがあるだろう。といってもタイトルやあらすじからわかる通り、ただ人間模様を描くのではなく、仮想現実との連関を主題にした内容になっている。そこがこの作品の醍醐味だと思う。だれしもが抱いたことのあるであろう、電子が作り出す世界へのときめきを、真実味をもって具現化した、そんな小説である。ぜひご一読いただきたい。▼読む際の注意事項など五月病に罹患している一回生や、学生の時分に良い思い出がない方にとっては少々読むに耐えない眩しさがあるかもしれない……とはいえ、じっと我慢して読み進めれば、世界観に引き込まれて気にならなくなるかもしれない。
推薦:C6N2 評価:☆ (参考になった:0/ならなかった:1)
推薦作品:【完結】愛慾のヒーローもどき 原作:原作:僕のヒーローアカデミア
「独自設定」タグ、「USJ編で大幅な原作ブレイク」という注意書きに偽りのないストーリー。 丁寧な、とても小説然とした文章には安心感もあり、それでいてコメディからシリアスまで幅の広さを感じる雰囲気で... (全文表示)
「独自設定」タグ、「USJ編で大幅な原作ブレイク」という注意書きに偽りのないストーリー。 丁寧な、とても小説然とした文章には安心感もあり、それでいてコメディからシリアスまで幅の広さを感じる雰囲気で、物語に引き込まれます。 序盤から容赦なく独自設定・解釈が描かれていきますが、そのどれもが物語としてカタチ作っていく構成の妙を感じました。 原作ブレイクと言っても、作品と原作の雰囲気を大きく壊すわけではなく、また、序盤から中盤、終盤へと話が進むにつれて作品の雰囲気が変わるのは、ある意味で原作に近いのかもしれません。 それでも大きく変わった話の流れで、(それ以前にも変更・変化はありますが)様々なキャラが原作とは変わっていきます。驚きの変化もきっとあるでしょう。 序盤のコミカルな掴みから、シリアスはとことんシリアスに。「残酷な描写」タグもまた偽りのない看板です。 圧倒的なエネルギーが注ぎ込まれた独自の展開と、エロスに満ちた物語。読み応えはばっちりです。▼読む際の注意事項など ともかくオリキャラ、独自設定や解釈、そして原作ブレイクが大きくこの作品を占めています。 盛り込まれた設定の要点はそこまで複雑ではないですし、わかりやすく要約もされていますが、設定創作が苦手な人には向かないかもしれません。 救済されるキャラも居れば、原作よりも不遇である面が強調されるキャラもいます。「原作キャラ死亡」タグもご留意ください。 作品タイトルの「愛慾」、そして「R17.9」「ハーレム」タグの通り、際どい描写や関係性があります。
推薦:峰下抄 評価:☆ (参考になった:1/ならなかった:0)
同原作推薦一覧