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推薦作品:世界樹と巨神と上帝と 原作:原作:世界樹の迷宮
ハイ・ラガードの世界樹の遥か高く。そこで不死の研究をしていたオーバーロードは、とある冒険者に破れたことをきっかけに正気を取り戻す。そして、己の研究を終わらせるために世界樹の制御の研究を始め、タルシス... (全文表示)
ハイ・ラガードの世界樹の遥か高く。そこで不死の研究をしていたオーバーロードは、とある冒険者に破れたことをきっかけに正気を取り戻す。そして、己の研究を終わらせるために世界樹の制御の研究を始め、タルシスに向かう。そこで出会ったのは、全身が植物に侵食されつつある奇病を患う少女アルメリアであった―――世界樹の迷宮Ⅳのストーリーモードとでも言うべき物語です。職業のスキルや状態異常、オーバーロードの特技、魔物の設定などが上手く解釈されて描かれています。戦闘描写も言う事なし。一人称視点が気にならないほどです。世界樹の迷宮二次創作では数少ない踏破作品(完結済)のため途中でモヤモヤすることなどありません。▼読む際の注意事項などまず、新世界樹の迷宮2と世界樹の迷宮Ⅳのネタバレ要素を多く含むのでこの2作品をプレイしておくことをお勧めする。そして、前述した通り独自解釈が多いので注意だ。また、TS要素と主人公(バーロー)無双要素が少し含まれている。苦手という方はそれらの耐性アップ料理を食べておく必要がある。以上の注意事項をすべて読んだのならば、君はこの物語を読んでもいいし、読まなくてもいい。読もうと思っているのならば、躊躇う必要はない。さぁ、君の目で上帝の物語を見届けたまえ!
推薦:伝説の超三毛猫 評価:★ (参考になった:5/ならなかった:0)
推薦作品:ハルオ「動けメカゴジラ」 原作:原作:ゴジラ
本編では要塞のままゴジラに葬られたメカゴジラですが、この作品では本来のメカゴジラの姿で真っ向からゴジラと激突します。タイトルに反して内容は非常に濃厚で、両怪獣が繰り広げる死闘は思わず息することを忘れ... (全文表示)
本編では要塞のままゴジラに葬られたメカゴジラですが、この作品では本来のメカゴジラの姿で真っ向からゴジラと激突します。タイトルに反して内容は非常に濃厚で、両怪獣が繰り広げる死闘は思わず息することを忘れてしまう程までに熱く、手に汗を握ってしまいます。設定で示唆されていた武装を使ってゴジラを攻め、更には互角以上の肉弾戦でゴジラを追い詰めていく姿は、映画公開前の予告や宣伝から多くの人がイメージしたであろうメカゴジラそのままです。更に本作は、単純にゴジラとメカゴジラとの怪獣プロレスを組み込むだけでなく、物語の前半で主人公であるハルオ達周辺の意識や考え方、行動にも手が加えられています。その為、本編にあった人間とビルサルドの価値観の違いによるズレや強引な展開などが、ある程度納得できる形、或いは無くなっていたりと「再構成」ならではの問題点解消や物語の改変が施されている。他にも本編の随所に、小説版の前日譚によく見られた「歴代ゴジラ映画に出てきた台詞」が散りばめられています。オマージュ要素もありますが、作品内でその台詞が発せられる場面も相俟って、ゴジラを良く知る人だけでなく、良く知らない人でも不思議なくらいピッタリと物語にハマります。映画本編では見ることができなかった「ゴジラの姿」を模ったメカゴジラの雄姿と映画以上に荒ぶるゴジラとの激闘。これだけでも十分なのですが、オリジナルの流れなのに本編でも考えられそうな締め方なのがまた、短編でありながら思わず続きを期待してしまいます。2018年12月23日、本作世界観での「星を喰う者」の再構成である「地球を継ぐもの」が投稿されました。本作世界観からの続きである為、最初から映画とは大きく異なる展開ですが、この話でも「再構成」ならではの改変や新たな解釈が大胆且つ緻密に描かれています。圧倒的な強さを誇るギドラに対してゴジラ、そしてハルオ達とフツアの民は持てる力と地球に残された力全てを尽くして、地球の未来を賭けた最終決戦を挑みます。▼読む際の注意事項など・作者は本編を知らない人が読むことを考えて、前書き含めて解説を書いていますが、それでも映画本編を見ていた方がより理解しやすいと思います。・小説版を意識しているのか、改行が少ないため、人によっては読みにくいかもしれない。
推薦:冴龍 評価:★ (参考になった:25/ならなかった:1)
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