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推薦作品:魔法少女まどか☆マギカ 《円環の理》――この世界に幸あれ 原作:原作:魔法少女まどか☆マギカ
ワルプルギスの夜と相討ちになり死亡する鹿目まどかを救うため、同じ時間を繰り返す暁美ほむら。そんなほむらに警告と妨害を繰り返す、七篠タレカと呼ばれる凄まじい力を持つ謎の魔法少女。正体も目的も不明な彼... (全文表示)
ワルプルギスの夜と相討ちになり死亡する鹿目まどかを救うため、同じ時間を繰り返す暁美ほむら。そんなほむらに警告と妨害を繰り返す、七篠タレカと呼ばれる凄まじい力を持つ謎の魔法少女。正体も目的も不明な彼女は今日も呟く、「この世界に幸あれ」と。原作を知ってるからこそ機能する作中のギミックがとても気持ち良い作品。原作をこう広げるのかと、個人的にとても驚きました。▼読む際の注意事項などしょっぱなに置かれる登場人物紹介に凄まじい地雷臭を感じて飛ばしそうになりますが、ちゃんと最初に人物紹介を読んでから、本編を見ることをオススメします。又、本編を書かれたのが、アニメ本編完結まもなくの頃なため、劇場版やソシャゲなどの設定と齟齬があります。
推薦:hold 評価:★ (参考になった:6/ならなかった:0)
推薦作品:ランボー / 怒りのメスガキわからせ 原作:原作:ランボー
ベトナム帰還兵のランボーは、かつての戦友に会うため家を訪ねるものの、その戦友は亡くなっていると伝えられた。どうするものかと一人とぼとぼ歩いていると、背後から「――――こらぁー! そこのザコちんぽぉ... (全文表示)
ベトナム帰還兵のランボーは、かつての戦友に会うため家を訪ねるものの、その戦友は亡くなっていると伝えられた。どうするものかと一人とぼとぼ歩いていると、背後から「――――こらぁー! そこのザコちんぽぉ! 止まれぇ~!」と耳を疑うかわいらしい少女の声に足を止められた。そしてメスガキしかいない”メスガキシティ”というぶっとんだ名前の町で保安官をやってる少女”メスガキ刑事”に任意同行という名の連行にランボーは導かれていく。おそろしいことにただの一発ネタで終わっておらず、原作の山籠もりなどを思わせる展開や、シリアスとギャグを行ったり来たりするという極めて高度で先の読めない描写を書き上げています。あるものは使うサバイバルの鉄則に従い、拾った幼女のパンツをバンダナ代わりに被って締めるランボーなのにキャラを殺さず、こんなタイトル(褒め言葉)の作品で活躍させて自由に動き回らせているなど、ハイレベルな描写力がないと書き上げられていないでしょう。そして終盤になって明かされるメスガキシティの驚愕の真実と悲しい背景、ヒロインでもあるメスガキ刑事の真実の名前に、泣いていいのか笑っていいのか全く分かりませんでした。露骨にスタローンの出演作品のネタが拾われており、それに留まらずコマンドーといった有名作品の小ネタも使われておるなど、作者の『エロスはせがわ』氏は相当映画が好きなのだろうと察せます。ランボーの原作での冷遇や境遇を見ると、このSSはランボー救済物に分類されるものであり、感想の答えでもキッチリ作者のはせがわ氏から、この作品の『裏テーマ』と明言されてます。すでに完結済みでリアルタイムで連載中読んでいました。ですが、完結を喜ぶ前に、よくもまあ、ほぼゼロからのスタートのストーリーで終わりまでたどり着けたものだと思ってしまうほど、とんでもない怪作です。▼読む際の注意事項などR-15というタグがついていますがR-17.9を突き抜けかねないくらいに、極めて特殊な作品です。
推薦:風凪五月 評価:★ (参考になった:13/ならなかった:1)
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