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推薦作品:Bloodborne:The Previous Night 原作:原作:Bloodborne
古都ヤーナム。遥か東の人里離れた山間にあるこの街は、呪われた街として知られ、「獣の病」と呼ばれる奇妙な風土病が蔓延っている。「獣の病」の罹患者は、その名の通り獣憑きとなり、人としての理性を失い夜な... (全文表示)
古都ヤーナム。遥か東の人里離れた山間にあるこの街は、呪われた街として知られ、「獣の病」と呼ばれる奇妙な風土病が蔓延っている。「獣の病」の罹患者は、その名の通り獣憑きとなり、人としての理性を失い夜な夜な「狩人」たちがそうした人ではない獣たちを狩っているのだという。そして、ヤーナム市街の下水道には一人の名も無き狩人の遺体がある。これは狩人の最期の死闘。短編ながらもしっかりと狩人と獣の戦闘の描写がなされており、Bloodborneの戦闘のテーマが「死闘」ということもあって、戦闘の描写も一方的ではないのがよかった。また、Bloodborneの舞台となるヤーナムの陰鬱な雰囲気も感じ取れる。フロムゲーの醍醐味というのはやはり、こういった道端にあるアイテムや死体から様々な物語を想像したり、設定や本編の考察ができることであると再認識できた作品。ハーメルンにおいてフロム作品の主人公はクロスオーバー先の世界へ行って蹂躙したりすることが多いため、そういったフロム作品の二次創作に苦手意識を持っている人にもお勧めしたい。
推薦:すいか 評価:★ (参考になった:51/ならなかった:9)
推薦作品:博麗霊夢は全てを知らない 原作:原作:東方project
【あらすじ】 別に何げない平穏な人里の風景。 しかしそれを見て、『普通の人間』なら当たり前に知っているような、疑問にすら思わない筈の事を“知らない“と気付いたその瞬間から、霊夢は自問自答を開始す... (全文表示)
【あらすじ】 別に何げない平穏な人里の風景。 しかしそれを見て、『普通の人間』なら当たり前に知っているような、疑問にすら思わない筈の事を“知らない“と気付いたその瞬間から、霊夢は自問自答を開始する。【特徴】 非常に静かな雰囲気で淡々と物語が進んでいく。 しかし、話が進むにつれ、博麗霊夢という存在を取り巻いていた日常が少しずつ明確に歪んでいく。 本来なら知っていなければならない事を知らない。そもそも、知っていない方がおかしいという事に疑問すら抱いていなかったという事実。抱いた疑問や感情が、不意に冷めていく霊夢の性格。 確固たる信念と意思を持ち、自分なりの明確な答えを"知っている"魔理沙との対比により、読み続けていく毎に博麗霊夢という存在が幻想卿という世界から浮かび上がっていくような感覚すら覚えていくだろう。 11話。合計3万8千文字という短い文章の中で、必要なものだけが全て描写されきっている。 完結済みであり、手軽に読み切る事が可能なのもポイントの一つ。 ▼読む際の注意事項など 終始シリアスに物語が進み、僅かに幻想郷のほんわかとした背景があるだけで、ギャグ要素は一切存在しない。 また、2014年に完結した作品である為、それ以降の原作の設定などは反映されていない。 尚、二次創作物故に当たり前の事だが、キャラクターの独自解釈を含んでいる。
推薦:sabu 評価:★ (参考になった:21/ならなかった:0)
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