・全話一括表示 ・PDF/EPUB ・感想ページへ (26件) ・アクセス解析 ・お気に入りの追加
推薦作品:【完結】峰田ァ!お前の前のオレオ取ってオレオ!! 原作:原作:僕のヒーローアカデミア
ふざけたタイトルにあらすじ、オリ主の挿絵と米印で列挙される注意書きの先にある2023年6月から約半年、毎日投稿にて全177話を駆け抜けたヒロアカ長編二次創作小説。 オリジナル主人公「幾野潜」が原作... (全文表示)
ふざけたタイトルにあらすじ、オリ主の挿絵と米印で列挙される注意書きの先にある2023年6月から約半年、毎日投稿にて全177話を駆け抜けたヒロアカ長編二次創作小説。 オリジナル主人公「幾野潜」が原作キャラである峰田実を始めとして、ほぼ全てのキャラへ影響を与えていき、プルスウルトラしていく爽快感のある物語です。 原作をなぞっていきつつも、徐々に、そして大きく変わっていく各エピソード。序盤の方で例を挙げるならば雄英体育祭の結末がとても印象的でした。 コメディ寄りの文章はとてもリズムよく、また原作の描写の取捨選択もあって、テンポよく話が進んでいきます。それでいてスピンオフ作品のエピソードも含むボリューム感もあります。 また主人公はあくまでヒロアカ世界の人間であり、パロディ・メタ発言こそあれ、その世界の住人としての視点で物語が展開されるのも、昨今の転生モノの流行の中では特徴的かもしれません。 伏線、布石、思わぬ要素が回収される気持ちよさもありました。 原作以上に加速するパワーインフレから起こるオリジナル主人公の快刀乱麻ストーリー。 それを味わえた約半年間は、とても楽しい毎日でした。▼読む際の注意事項など あらすじ・注意書きにもありますが、割と下ネタがあります。また本編中に直接の描写は(ほとんど)ありませんが別作品枠としてR-18の話が存在します。 また物語開始時点から峰田実をはじめとして原作キャラに設定改変があり、物語の進行によって原作以上のパワーインフレが発生します。それがこの作品の面白さでもありますが、受け付けない人もいるかもしれません。 スピンオフ作品含む原作にあったエピソードの多くを作中に取り入れていますが取捨選択があり、特に映画作品は原作のボリューム感とは違ったり存在しないものもあります。 作品全体としてヴィランサイドに厳しいです。 作品が書かれた時期もあって、AFOとの戦いは原作の最終盤とは違う展開になります。 また作品としてのクライマックスは最終回よりもやや手前側にあります。
推薦:峰下抄 評価:★ (参考になった:2/ならなかった:3)
推薦作品:水星の魔女 第16i話「グエルとかめくん」 原作:原作:機動戦士ガンダム 水星の魔女
すこしふしぎ。とてもふしぎ。機動戦士ガンダム 水星の魔女 第15話 「父と子と」より分岐したひとつの世界。亀そっくりのロボット、レプリカメの「かめくん」と、グエルが出逢います。ボーイ・ミーツ・かめくん... (全文表示)
すこしふしぎ。とてもふしぎ。機動戦士ガンダム 水星の魔女 第15話 「父と子と」より分岐したひとつの世界。亀そっくりのロボット、レプリカメの「かめくん」と、グエルが出逢います。ボーイ・ミーツ・かめくん。素晴らしく叙情的なのにどこか乾いたタッチの文章で、かめとヒトの交流が綴られていきます。きっちりと完結させた短編ですらすら読めます。私はどこか夢を見たような、それでいてパズルがきっちり嵌った時のような不思議な読後感を得ました。何より作中のかめくんの愛らしく、いじらしいこと! そしてグエルも……いいえ、ここからは読んでのお楽しみ。両原作を最大限リスペクトした力作です。読んで損は無いと思います。▼読む際の注意事項などクロスオーバーですが、作者様がかめくん側の解説を丁寧になさっているため水星の魔女側の知識があれば問題無く読めます。逆に言うとかめくん側のある程度のネタバレは避けられません。また水星の魔女の2期第15話(父と子と)前提のお話であるため、当然水星の魔女の最新話までのネタバレが多量に含まれます。こちらはなるべく最新話まで視聴された方の閲覧をお勧めいたします。
推薦:有部理生 評価:★ (参考になった:5/ならなかった:0)
同原作推薦一覧