この作品はアインクラッドのサービス開始日―――すなわち「はじまりの日」に、
キリトが茅場晶彦のアバターに斬りかかった所から物語は始まる。
それと同時にキリトは非常に強力なスキルを手に入れるが、
その...
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この作品はアインクラッドのサービス開始日―――すなわち「はじまりの日」に、
キリトが茅場晶彦のアバターに斬りかかった所から物語は始まる。
それと同時にキリトは非常に強力なスキルを手に入れるが、
そのスキルはこの話に於いては『ソロプレイヤー・キリト』を補完するための舞台装置の一つにすぎない。
原作ではクラインを見捨てたという後ろめたさと、第一層フロアボス戦での出来事から
『ソロプレイヤーであることを選ぶ』キリトだが、
この作品では、はじまりの日の茅場への一撃による周りのプレイヤーからの視線、
そして原作と違う第一層フロアボス戦での出来事から、
キリトが『ソロプレイヤーであることを余儀なくされる』という点が何より違う。

そしてその重さと罪科によって心を縛られ、苦しみ、そこから抜け出そうともがきつつも、
ヒロイン達と出会い、助け、同時に助けられつつ、少しずつ前を見ながら真摯にプレイヤーの解放を目指そうとするキリトの姿がこの作品の最大の特徴。
タグの『キリトさん』はそれである。
原作の思春期の少年としての一面が大きいキリトよりも更に一歩踏み込み、
より攻略組の剣士としての一面を強く持つキリト見たい方にオススメの作品。

あと、ヒロインもアスナさんって決まってない点も先の展開を気にさせるよ！

▼読む際の注意事項など

茅場の悪意のプレゼント、手鏡を使わず捨てていたらアバターはどうなっていたのだろうか？
ボーイ（中身は女の子）ミーツ　ガール（中身は男の子）
甘く時に苦く、すれ違い、必死に体を、次第に心を寄せ合い生きて...
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茅場の悪意のプレゼント、手鏡を使わず捨てていたらアバターはどうなっていたのだろうか？
ボーイ（中身は女の子）ミーツ　ガール（中身は男の子）
甘く時に苦く、すれ違い、必死に体を、次第に心を寄せ合い生きていく物語。



SAOという世界の中で必死に生きて彼らがたどり着いた結論とは
奇しくもアスナの言った「現実世界の一日を亡くすのではなく積み重ねた日々」がそこにあった。


実を結ぶことなき二輪の花が重なり合い咲き誇る

SAO再構成、ヘルマプロディートス（両性具有）の恋　堂々たる完結!!　


▼読む際の注意事項など



一言で言うとチーズとか納豆です。（あらすじ台なしだよｗｗｗ）
かなりのオリジナル要素を含みます。
良くも悪くも癖が有ります。慣れるとやみつきです。


恐らくTS好きの人ならわかるでしょうけどかなり特殊なシチュエーションになっています。
リアル型なのでしょうか。TS好きより砂糖な恋愛好きな人を狙い撃ちです。

視点の変更が多く最初のほうが若干読みにくいかも。
また外伝の「絶望のアインクラッド」はビターな雰囲気でやはり読者を選ぶ。
※外伝のヘルマプローディートスの性愛は年齢も選ぶ（爆）
どちらも丁寧な作りで好感が持てる。是非そちらも（ｒｙ

こうやってレビューを書いていることからわかるようにそれを補う魅力がこの作品にある。
かなりの人がぼかしてしまうであろう結論にもメスを入れてると思う。

是非お手にとり下さいまし。オススメの作品です。