アイマス原作3万文字の全4話完結短編作品。
アイドルユニット、レイジー・レイジーで順調に活動していた一ノ瀬志希が、
世界に記憶を刻み付ける行動に至ったその過程がシリアスに、美しく、語られていきます。
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アイマス原作3万文字の全4話完結短編作品。
アイドルユニット、レイジー・レイジーで順調に活動していた一ノ瀬志希が、
世界に記憶を刻み付ける行動に至ったその過程がシリアスに、美しく、語られていきます。

自他ともに認めるギフテッド一ノ瀬志希はユニットでのライブ中に、
ユニットメンバーの宮本フレデリカから突然ユニット解散を告げられる。
そして解散と時を同じくして担当プロデューサーは失踪し、
さらにその数日後には生涯を賭けた研究が破綻していることを告げられた父親が拳銃自殺。
身も心も追い込まれた一ノ瀬志希の家に自分に解散を告げた宮本フレデリカがやってきて。

複雑に絡み合ったそれまでの数々の謎がフレちゃんの行動によって明らかになり、
そして最後には父の研究が関連付けられていく美しい話の裏にある謎が本当に深い素敵な一作です。

（同内容を自サイトでも投稿しています）

「アイドルマスター シンデレラガールズ（アニメ版）」と「仮面ライダーウィザード」のクロスオーバー。ですが作品内でしっかり説明があるのでどちらかが分からなくても支障は無いかと。時系列としてはどちらとも...
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「アイドルマスター シンデレラガールズ（アニメ版）」と「仮面ライダーウィザード」のクロスオーバー。ですが作品内でしっかり説明があるのでどちらかが分からなくても支障は無いかと。時系列としてはどちらともＴＶシリーズ終了のしばらく後となっています。

登場人物は両シリーズからとも少なく、それがキャラクター一人一人の描写を濃くしています。「アイドルマスター シンデレラガールズ」からはクローバー系アイドルの緒方智恵理とプロデューサーの（通称）武内Ｐ、「仮面ライダーウィザード」からはウィザードに変身する操真晴人と敵種族であるファントムの一味ジャバウォックがメインキャラクターとして登場。後はモブ的にちょいちょい出てたりします。

やっぱりこのＳＳ一番の見所はＴＶシリーズさながらの晴人のカッコ良さ。希望の魔法使いとして、自らの魔法で智恵理に希望を与える姿に惚れます。現に僕も惚れました。男ですが。

僕も仮面ライダーが好きで、特にウィザードは見ていたシリーズなのですが、晴人の接し方が本当にＴＶシリーズのそれなのです。魔法を使って相手を喜ばせたり、希望を沸かせてくれるようなことを言ってくれたり・・・本当に惚れます。

そして仮面ライダーの醍醐味、バトルシーン。これも安定のカッコ良さ。相手を剣や銃で牽制しつつ魔法を使って優雅に立ち回るウィザードの姿が目に浮かびます。

シンデレラをモチーフにしたストーリーも良いっすね。智恵理の気弱さとそれを元気付ける晴人の言葉が映えます。

ただ一つ言うとしたら、人によってベルト音声が英語だから少しばかり分かりづらいかも。恐らくは気にならないと思いますが。

結論。このＳＳはウィザードファンあるいは智恵理Ｐなら読むべき。面白さは僕で良ければ保証しますよ。

余談になりますが、このＳＳが投稿された一時間程後、ゲームの方のデレマスで智恵理のガチャがスタートしました。これも魔法かも。