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推薦作品:世界樹と巨神と上帝と 原作:原作:世界樹の迷宮
ハイ・ラガードの世界樹の遥か高く。そこで不死の研究をしていたオーバーロードは、とある冒険者に破れたことをきっかけに正気を取り戻す。そして、己の研究を終わらせるために世界樹の制御の研究を始め、タルシス... (全文表示)
ハイ・ラガードの世界樹の遥か高く。そこで不死の研究をしていたオーバーロードは、とある冒険者に破れたことをきっかけに正気を取り戻す。そして、己の研究を終わらせるために世界樹の制御の研究を始め、タルシスに向かう。そこで出会ったのは、全身が植物に侵食されつつある奇病を患う少女アルメリアであった―――世界樹の迷宮Ⅳのストーリーモードとでも言うべき物語です。職業のスキルや状態異常、オーバーロードの特技、魔物の設定などが上手く解釈されて描かれています。戦闘描写も言う事なし。一人称視点が気にならないほどです。世界樹の迷宮二次創作では数少ない踏破作品(完結済)のため途中でモヤモヤすることなどありません。▼読む際の注意事項などまず、新世界樹の迷宮2と世界樹の迷宮Ⅳのネタバレ要素を多く含むのでこの2作品をプレイしておくことをお勧めする。そして、前述した通り独自解釈が多いので注意だ。また、TS要素と主人公(バーロー)無双要素が少し含まれている。苦手という方はそれらの耐性アップ料理を食べておく必要がある。以上の注意事項をすべて読んだのならば、君はこの物語を読んでもいいし、読まなくてもいい。読もうと思っているのならば、躊躇う必要はない。さぁ、君の目で上帝の物語を見届けたまえ!
推薦:伝説の超三毛猫 評価:★ (参考になった:5/ならなかった:0)
推薦作品:夢現 原作:原作:トライガン
▼あらすじ砂の惑星ノーマンズランドにおける死闘の後、忽然と姿を消したナイブス・ミリオンズ。気付けば彼は白紙の切符と共に列車の座席に座っていた。切符の意味を察した彼は興味のままに列車から降りる。降... (全文表示)
▼あらすじ砂の惑星ノーマンズランドにおける死闘の後、忽然と姿を消したナイブス・ミリオンズ。気付けば彼は白紙の切符と共に列車の座席に座っていた。切符の意味を察した彼は興味のままに列車から降りる。降りた先はAQUA、かつて火星と呼ばれた水の星であった…。▼文章、ストーリー、描写などについての紹介など「トライガン」シリーズのラスボスであるナイブスが、本編最終決戦後に「ARIA」の舞台であるAQUAを訪れます。本編完結しております。途中から「大神」と「あまんちゅ!」が要素に加わります。この作品の面白いところは3つ、1つ目は全体の世界観の設定です。バトルものの「トライガン」と癒し系の「ARIA」、一見すれば水と油で混ざり合うことなど不可能に思えますが、意外な共通点や各作品に登場するギミックが、同一の世界にある事を無理なく交わらせています。2つ目は作中に出てくる数々の小ネタにあります。「ARIA」からは作中に登場した数々のイベントが登場、「トライガン」からもスピンオフ作品やアンソロジーまで、幅広くネタを拾っております。途中から加わる「大神」のアマテラスの描写も、「あまんちゅ!」の人物や関連するイベントの描写も納得の出来でした。そして3つ目、ナイブスの心理描写です。ある悲劇から人類に果てしない憎悪を持ったナイブス、死闘の果てに敗れた事で自身を顧みる余地が生まれたとはいえ、簡単に考えを変えられるわけでもありません。AQUAの世界や人に触れてもいたずらに肯定や否定をせず、きちんと考えたうえで結論を出している。物語の進行と共に積み重なりも増え、気付けば大きく変わっている。そこの描写が秀逸でした。▼読む際の注意事項などメインになる作品が2つ、途中から4つと多岐にわたり、人物の把握には苦労するかもしれません。「トライガン」については原作終了後なので、ネタバレがガッツリ出てきます。また、「あまんちゅ!」は世界に組み込むために設定が変わっているので違和感があるかもしれないです。▼最後に戦闘描写は基本ないので地味といえば地味かもしれませんが、さわやかな読後感をもたらしてくれる作品ですので、おすすめさせていただきます。
推薦:dhuran 評価:★ (参考になった:44/ならなかった:6)
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